巨人のドラフト戦略を考える(10月10日版)

・8月9日の日記で考えたドラフト戦略(捕手・野手)の概要は



・本来は、捕手・野手優先のドラフトであるべきだが、過去の経緯から一位は菅野投手を指名し、菅野投手を獲得できれば投手指名はそれでおしまい。

・二位以下で指名すべき選手の優先順位は、



1.二遊間やサードを守れる強打の内野手(個人的には右投げ左打ちを希望),

2.打てる即戦力捕手,

3.左打ちの強打者タイプの外野手または1塁手



 というものでした。



・優勝後の消化試合で、大田や中井といった、若手内野手に一定の目処がついた一方、2軍の若手捕手陣(市川・鬼屋敷・河野等)の力が、1軍控え捕手の實松・加藤に比べてもかなり落ちることや、實松の今オフでのFA流出の可能性があることが分かってきました。したがって、上記の優先順位の1と2の差はなくなりました。むしろ、2の方が上かもしれません。



・他方、プロからみた場合、内野手に比べてアマチュアの捕手の即戦力は少なく、ドラフト二位以下はウエーバー順(リーグ戦順位の逆順)であることから、巨人が二位を指名できるのは、全体の11番目か12番目です。つまり、ドラフト1・2位候補が24名いる場合、菅野を除くと、22番目か23番目の選手しか獲得できないということになります。ただし、3位については、1番目か2番目なので、2位・3位で同等レベルの選手を獲得することが可能です。

 となると、2位・3位で、捕手と内野手を1名ずつということになりそう。



・2位以下の可能性がある、捕手と野手の有力候補は



捕手

大学・社会人

 伏見(東海大)、飯田(中大)・小豆畑(西濃運輸)・広本(日本生命)

高校

 下妻(酒田南)・田村(光星学院、内野手を兼ねる)・高橋大(龍谷大平安、外野手を兼ねる)

内野手

大学

白崎(駒澤大)・谷内(國学大)・上本(明大)・金子(立命)・松本(立教)・高田(亜大)・坂口(東海大)

高校

 北條(光星学院)・京田(青森山田)・手登根(浦添工)

   

といった所のようですが、上から23番目までに、伏見・田村・高橋大・北條といった有名選手が残っているとはとても考えにくく、それ以外の選手ということになりそうです(万一、菅野に1位指名が競合して去年のように外れれば話は別)。



白崎・坂口といった内野手については、巨人が狙っているという噂がありますが、伏見以外の大学・社会人捕手については、さっぱり話を聞かないなあ。







ということで巨人のドラフト指名は







1位:菅野



2位・3位で大卒・社会人の捕手と内野手を1名ずつ。



 捕手候補:不明



 内野手:白崎か坂口





4位以降で左打ちの強打者タイプの外野手または1塁手



 候補:不明







と予想します。









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