2012年巨人育成選手回顧その2(森と土田)
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元大阪爺
2012年12月27日 23:35 visibility473
森 和樹(19才),185cm93kg
2012年2軍での登板:なし。
太めの体型ながら、直球の重さと速さを買われて2011年の育成ドラフト1位で入団した右投手である。素材型の高校生にしては、投球がまとまっているとのことで、2軍公式戦での登板はないが、フューチャーズで1試合投げている。第2二軍では、4度の先発を含む7試合に登板しており、秋のフェニックスリーグでも3度の先発を含む4試合に登板して2試合で合格点の投球(5回程度なげて2失点以下)をした。
当面、先発としての育成がなされているようだ。チャンスも与えられているしフェニックスリーグにも抜擢された。来年は2軍での先発ローテーション入りが目標となるだろう。
土田 瑞起(22才) 181cm,85kg
2012年2軍成績 20試合51回2/3,2勝2敗、防御率2.44, WHIP:1.20,四球率3.8、三振率7.3
四国アイランドリーグから2011年育成ドラフト2位で入団した右投手.140km/h台後半のストレートとスライダーが武器.ただし,アイランドリーグでの防御率は5点台で四球率も4.5ということで,森同様に素材を見込んでの指名だったと思う.ところが1年目に20試合に登板し,しかも,その内7度は先発であり結果も出している.イースタンで20試合登板というのは,2011年度に巨人に入団した育成投手では一番の出場数である.
フェニックスリーグにも抜擢され,7試合リリーフ登板したが,合格点を与えられるピッチング(2回までなら無失点,3回なら1失点以下)は3試合にとどまりフェニックスリーグでは十分な結果は出せなかった.
1軍候補の右投手は余り気味とはいえ,現状では,星野についで支配下登録に近い育成投手といえる.先発として育てるのか,リリーフとして育てるのか,来季でのイースタンでの使われ方に注目したい.
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