交流戦を制する者はペナントレースも制するのか?
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元大阪爺
2013年05月17日 12:36 visibility2137
2005年から始まった交流戦も今年で9年目.一時よく言われた「交流戦を制する者はペナントレースも制する」という話を検証してみます.最近あまり言われなくなったので,皆さん,結果については想像はつくと思いますが・・
2005年~2012年の8回の交流戦のデータより
交流戦で優勝してリーグ優勝もしたケース:4ケースなので確率4/8=1/2
ロッテ(2005年,日本一),日ハム(2007年),ソフトバンク(2011年,日本一)、 巨人(2012年,日本一)
交流戦で最下位でリーグでも最下位になったケース:4ケースなので確率1/2
楽天(2005年),DeNA(2008-2010年)
確率1/2ですから,「交流戦を制する者はペナントレースも制する」とまでは言えない気がします.
ご存じのように交流戦の第3回目(2007年)以降は,ホーム2試合ビジター2試合となって、日程に余裕が出来たこともあって,リーグ戦と交流戦は相手が違うだけでなく、選手起用等の戦い方も違ってきています.したがって,交流戦の結果がリーグ戦の結果にそのまま反映しないのは当たり前です.
他方,リーグ優勝チームのうち,交流戦で6位までに入っているチームはセリーグで7チーム(7/8),パリーグで6チーム(6/8)ですから,優勝するためには,交流戦を制する必要はなくても,そこそこの成績であることは大切です.まあ,これも,交流戦とリーグ戦の結果を合わせた成績でリーグ優勝が決まるので当たり前ですが・・
従って,
「リーグ優勝するには,交流戦で優勝する必要はないが,そこそこの成績をおさめる必要がある.」
という至極当然の結論となりました.
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