江川の投手解説はやはり面白い。(2008.7/1)
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元大阪爺
2008年07月01日 00:47 visibility480
6月29日(日)夜のスポーツうるぐすで、復帰した上原の11球を江川が解説していました。以下、TVの前の私の独白と江川の解説です。解説内容とボールについては、記憶に頼っているので若干不正確かもしれません。お許しを。
1球目:左打者(前田)へのインコースのストレート (ストライク )
私「おっ、なかなか伸びのよいストレートじゃん」
江川「久しぶりなので、ストレートが少し沈んでますね。キャッチャーがうまいキャッチングをしているので伸びているように見えますけど。」
私「えっ!うそ。」→1球目のスロー映像が流れる。確かにボールは少し沈んでいて、阿部がそのボールを持ち上げるようにキャッチングしている。→「へー、本当だ。阿部、きちんと仕事しているじゃん!」
江川「こういうキャッチングをしてくれると、投手は自分の球が伸びているとおもって気持ちがいいんですね。」
2球目:アウトコース高めのストレート(ボール)
私「直球がシュートしている。あまりよくないな。」
3球目:アウトコース高めのストレート(ストライク)
江川「さすが上原投手ですね。直球がシュート回転しているとみて、 少しコースを内側に狙って(修正して)ストライクをとっています。 」
私 「あっ、そうなのか。シュートすることを前提に投げてんだ。確かに3球目で修正してしまうところはすごいな。」
4球目(球種忘れた)を打って前田は凡退。
5球目か6球目:右打者シーボルへの内角高めのストレート(ストライク)
江川「シュートする(右打者へのインコースの)球 がよいと見て、それを中心にキャッチャーは組み立てていますね。」
私「そうなのか。 シュートしたら悪いというものでもないんだな。阿部頭いいじゃん、というか、わずか5−6球で組立ての中心の球をきめるんだ。まあ、上原のコントロールを信頼してのことだろうけど」
しかし、フォークの切れは悪くシーボルに2-3まで粘られる。最後(10球目)は、アウトコースのストレートでしとめる。
江川「バッターはフォークを意識してますから、ストレートでうちとれましたね。」
11球目:右打者への内角のストレート。内野フライでおしまい。江川が「今日一番のボール」と言っていた。
・・・後、江川何かいっていたけど、とりあえずそれまでの分で十分私は面白かったし得した気分になった。江川は、投手心理とバッテリー同士の呼吸がよくわ かっていて、それをきちんと説明できる稀有な解説者だと改めて思った。まあ、ネタがない時は仕方がないのだろうけど、奇をてらった発言は控えて、これから も上記のような解説をしてくれ、江川。
それから、上原については、上記のように、まだまだ完璧とは言えないようです。
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