日本ハムは新たなビジネスモデルを作るのか?

日本ハムの山田GMがダルビッシュのメジャー移籍を容認したとのこと.最初,これを読んだときは何を馬鹿なことを言っているのかと思いました.今後(FAまでの)6-7年は,日本ハムの屋台骨を背負ってくれる正真正銘のエースを放出するなんて愚かにもほどがあると・・.でも,何せGMの言葉ですからね.日本ハムは昨年度「黒字」になったからといっ て,それは,小笠原の移籍,新庄の引退で人件費が減らせたことが大きな要因です.だから,収入源を捜さなくてはならない.それでGMは,ポスティングによ る選手売り渡しによる「収入増」を思いついたというところでしょうか?松坂(西武→レッドソックス)・井川(阪神→ヤンキース)の場合は,チームとしては 「いやいや」でしたが,それを,チームも「喜んで」「システマティックに」やろうとしているのではないでしょうか?これって,ビジネスモデルはすでにサッ カーの世界にあって,ブラジルを筆頭とした南米のクラブチームが,ヨーロッパのチームに有望選手を(若くても)移籍させて,その移籍金でチームを運営して います.

 南米のサッカー同様,高校野球(春・夏の甲子園)がある限り,若手有望野球選手にはことかかないから,スカウト〜2軍まで選手養 成分野を強くすれば,「育てては売る 」をシステマティックにやってもチームは成り立つという読みかな?メジャーの二軍化へ向かう日本球界の風潮を逆手にとったやり方ですが,うまく行くかし ら?何せ「ダルビッシュ」ですからねえ.

 レッドソックスの「バンビーノの呪い」に匹敵する「ダルビッシュの呪い」が日本ハムに来ないことを願っています.

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