阪神1-7巨人 巨人が安定して勝ち続けられる理由がわかる試合。

・リリーフ陣の厚み。

勝ちパターンで使える投手が4人以上いるので、序盤リードしていれば(かつ、負けられないゲームであれば)、この試合のように、先発が早い回で打ち込まれても、早めにリリーフをつぎ込んで失点を最小に抑えられる。

 

・どこからでも点が取れる強み。

 クリーンアップ(坂本・岡本・丸)以外でも、OPSの高い打者(長打が打てて選球眼もよい打者)が複数いるのでどこからでも点が取れる。相手投手は気を抜けない。今日も打点を稼いだのは、9番・1番・2番だった。

 

*ちなみに、2016-2018年に広島が3連覇したとき、広島のチームOPSは1位だったが、2019年の1位は巨人であり、2020年も今のところ1位は巨人である。

*2016-2018年の広島打線をつくったのは、石井琢朗コーチ(2016-2017広島打撃コーチ)である。同コーチは、2018-2019年はヤクルトの打撃コーチをして、2017年に最下位だったヤクルトのチームOPSを2位に押し上げ、2020年からは巨人の野手総合コーチとして、巨人の打線を支えている。現代の名伯楽といえるのではないか?石井コーチの獲得が、打線においては2020年度の最大の補強だったかもしれない。

 

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