☆消えた商業高校(ややパクリ)~川越商業~
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鶴丸 深志’
2014年05月25日 12:00 visibility5533
先人たちは高校スポーツにおいて、野球は商業、ラグビーは工業、サッカーは普通科、相撲は農業と言っていましたが、近年は状況が変化している。
特に、高校野球においては「商業」が付く代表校がなくなった大会もあった。学校の統合、校名変更等により「商業」が付く高校が減ってきている。
年号が昭和から平成に変わった年、埼玉県の代表の座を初めて射止めたのは、市立川越商業であった。この市立川越商業も2002年(平成14年)に、市立川越高校と校名が変わった。
市立川越は1926年(大正15年)に埼玉県川越商業学校として創立され、硬式野球部は1927年(昭和2年)に創部された。
甲子園には夏のみ1回出場、通算成績は0勝1敗である。
夏の予選には1930年(昭和5年)第16回大会予選(当時は北関東大会)に初参加した。埼玉県内では、熊谷、県立浦和、県立川越、深谷商、不動岡、本庄に次ぎ、所沢、松山と同時に参加した。
夏の予選通算成績は149勝82敗3分、優勝1回、準優勝1回、4強3回、8強12回と立派な戦績である。ここ5年間においても、8強3回、32強2回と安定した成績を残している。
市立浦和出身で市立川越の近くに住んでいる川口氏(←誰?)曰く、市立川越の安定した成績の裏には地域に愛されている高校である事が理由のひとつに挙げられるのではないかとの事だ。
特に秀でた選手がいるわけでもなく、地元で野球をやりたいという生徒が多く入部する。両翼95m、センター115mの立派な専用グランドがあるが、近隣住民が自由に出入りできるようグランド横には入口があり、バックネット裏にはスタンドも設けられている。学校側にも、地域と共存共栄していきたいという配慮があるようだ。
小江戸と言われる城下町川越から、市立川越の甲子園復活を期待したい。
ところで、埼玉には県立浦和と市立浦和、県立川口と市立川口、そして、県立川越と市立川越が高校野球連盟に加入しています。
ふと思ったのですが、このように県立+地名のみ、市立+地名のみが全国で一番多くあるのはどこだろうか?
きちんと調べたわけではありませんが、県立千葉と市立千葉、県立船橋と市立船橋、県立松戸と市立松戸、県立柏と市立柏、県立銚子と市立銚子がある千葉が一番多いんじゃないかしら?(´・ω・`)
以上です。
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