☆1,700冊突破記念 ~Rカップ 観戦記~
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鶴丸 深志’
2023年11月11日 21:00 visibility1377
Rカップとは、バストサイズの一つではなく、茨城県立竜ヶ崎一高出身の指導者や関係する指導者が所属する高校が集まり、毎年11月に2日間の日程で行われる対抗戦のことである。Rカップには、茨城県内の高校の他に、千葉、栃木、群馬、青森の高校も参加する。
今年のRカップには、竜ヶ崎一、弘前工(青森)、烏山(栃木)、藤代、牛久栄進、水戸工、専大松戸(千葉)、取手一、藤代紫水、東洋大牛久、石岡一、取手松陽、矢板中央(栃木)、江戸崎総合、常磐(群馬)、取手二、水海道一の17校が参加し、4会場に分かれて1日目はブロック予選(変則ダブル)、2日目は順位決定リーグが行われる。
ブロック予選の順位は、勝利数、勝利数が同じ場合は得失点差で決める。
竜ヶ崎一高は茨城県龍ケ崎市に所在し、1900年(明治33年)に茨城県立土浦中学校龍ヶ崎分校として創立された茨城県内有数の進学校である。野球部は1902年(明治35年)に創部され、120年を超える伝統を有する。
竜ヶ崎一高(竜ヶ崎中)は1918年(大正7年)の第4回夏の全国大会(大会は米騒動で中止)に、関東のチームとしては早稲田実業、慶應義塾に次いで、関東の公立校としては初めての出場を果たした。以降、大正、昭和、平成と3つの時代で、春1回、夏9回、計10回甲子園に出場しているレジェンド校である。
ラボーラでは、左胸に「R」の一文字マークのユニフォームとしてすっかりお馴染みである。
1,700冊突破の記念として、このRカップの試合を観ておきたいと思い、竜ヶ崎一高が会場責任校になっているTOKIWAスタジアム龍ケ崎に向け、愛車のレクサスCT200hを走らせた。
観戦したのは、烏山高校(栃木)と弘前工業(青森)の試合、勿論、両チームとも初めての観戦だ。
烏山高校は栃木県那須烏山市に所在する県立高校で、1907年(明治40年)に私立烏山学館として創立された歴史を有する。野球部は1927年(昭和2年)頃に創部された。
夏の全国大会予選には、1927年(昭和2年)の第13回大会予選(北関東大会)に初めて参加し、準々決勝まで勝ち進んだ。夏の予選通算成績は77勝94敗1分で、甲子園出場はない。
烏山といえば、今年の夏の予選で30年ぶりに準々決勝に進出し、準々決勝では甲子園に出場した文星芸大付属を 2 - 3 と最後の最後まで追い詰めたのは記憶に新しい。
弘前工業は青森県弘前市に所在する県立高校で、1910年(明治43年)に青森県立工業学校として創立された歴史を有する。野球部は1927年(昭和2年)に創部された。
夏の全国大会予選には、1930年(昭和5年)の第16回大会予選(奥羽大会)に初めて参加し、準々決勝まで勝ち進んだ。夏の予選通算成績は158勝88敗1分で、甲子園には春2回、夏3回、計5回出場している。
弘前工といえば、今年のドラフト会議で成田投手が埼玉西武ライオンズから4位指名を受けている。
さて、試合の方は、打撃戦の末、弘前工が 10 - 7 で烏山に勝利した。
都道府県魅力度ランキングで、今年見事に2年ぶり12回目の最下位に返り咲いた茨城の地で、栃木と青森のチームの試合を観戦できたのは貴重な体験であった。また、竜ヶ崎一高OBの絆の強さを感じた貴重な体験にもなった。
以上です。
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