鹿児島からの贈り物(つづき)

鹿児島からの荷物は、伯母の他に、もう一ヶ所に送られていました。


その場所は、原発の避難地域30キロ圏内にかかる村。

荷物は、今も届けられずに、40キロ離れた宮城県との県境の営業所にあるそうです。


配送業者からは、荷物を受け取りに来て欲しいとのことですが、交通手段もなく、その方は、近くの被災地に援助してほしいと頼んだと、伯母から聞きました。


村では、水が放射能で汚染され、飲み水などは、役場からの給水車が巡回して配られていますが、人手不足の場合は、役場まで自転車で水を取りに行かなければならないそうです。


家を離れられない理由があり、見えない放射能と戦っている人々がいます。


どうか、1日でも早く、水や食料が安心して届けられよう原発の停止、または安定を心より願います。

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