東北へ(其の六)

13時頃に、宮古市の市場の近くに着き、現在は海岸線を大船渡方面へ向かっています。



宮古市の漁港近くまでは、全く震災の影響がなさそうでしたが、堤防が見えてくると様子が一変しました。



ガソリンスタンドや基礎しか残っていない住宅をみると津波の恐ろしさが想像できます。




さらに想像を絶したのが、山田町へ近づいてからです。




テレビで町がまるごと津波に流された光景を思い出されました。




辺り一面が、家の基礎しかない光景は、異様でしかありません。




大槌町、釜石市となると更にひどく、あまりの光景に写真を撮ることも出来ませんでした。




震災から五ヶ月が経過しましたが、堤防の補修が終わっていないところや信号機の不通、釜石市に至っては、大型船が横たわったままでした。




そして、海が目の前なのに、『潮のかおり』を感じることができませんでした。




お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。





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