区リーグ(第四節)(その四)

第三試合



二試合ともサブだったアンドレが先発し、私がサブとなります。



今回の対戦相手は、女性が2人いますが、メンバーが揃わなかったのか全員で5人しかいません。



女性の得点が2点というルールに注意し、要注意の男性からのパスを遮断しにいきます。



ピヴォで溜めを作ってくれていたゆうまくんをフィクソに移し、運動量で掻き回そうと狙いを立てます。



相手は、5人のみなので、先制されても後半に運動量が落ちて逆転可能だろうと少し甘く考えていました。



相手チームのキックオフで、試合開始。



いきなり、ダニエルが要注意のプレイヤーにマークを外され、女性がフリーでシュート!



しかし、かねやんとシンタくんでクリア。



ダニエルに集中しろ!と声をかけます。



要注意の男性と得点能力の高い女性のラインを遮断して、カウンターを仕掛けます。



前半2分頃
アンドレがフリーでシュートを打ちますが、枠を外します。




3分頃
かねやんのパスから左サイドを抜け出したゆうまくんが、ゴレイロを誘い出して、右から走り込むアンドレにグラウンダーのボールを送ります。



どフリーで、ゴールへ流し込むだけのボールは、大きく枠を越えていきました。



いいポジションを取るアンドレですが、この辺りの決定力不足が解消されないと、簡単な試合が難しくなります。



4分頃
流れを変えるために、アンドレに交代を告げます。



アンドレは、ふて腐れていました。



停滞気味になっていたムードを変えるために、スペースに走る動きと前プレを掛けてきます。



5分頃
ボールをキープしても、なかなか攻めきれないことに痺れを切らしたダニエルがミドルシュート!



混戦の中をすり抜けゴールに突き刺さります。



1-0。



先制に成功したので、先ほど交代したアンドレと私が、再度、交代します。



アンドレに、もう一度チャンスを与えたいと思いました。



が、アンドレは、やる気のない態度をとっていたので、交代するぞ!と声をかけます。



この交代が仇になったのか?先制点に気が弛んだのか?



6分
一瞬の隙を突かれて、ファーサイドに流れた女性に綺麗に押し込まれゴールを奪われます。



1-2。



浮き足立つ状況ではありませんでしたが、最悪のタイミングでした。



連戦のゆうまくんに交代を告げます。



初めてチームでの大会参加で思い通りのプレーが出来なかったためか、交代の場面では、苛立っていました。



不穏な雰囲気を孕んだまま、前半は終了。




後半のメンバーに同点、逆転を託します。



(つづく)





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