日本一週間出張日記⑥ (完了)

  • Miya
    2011年12月17日 00:27 visibility249
金曜日(16日)

今回の出張でメインとなる顧客との打ち合わせ。
朝、東京を出て、I県のH市に向かう。
寒い。半端じゃなくて寒い・・・。肌に突き刺さって、むしろもう「痛い」。肉を抉るようだ。
日本の四季は天国や楽園も見せてくれるが、同時に自然の厳しさを教えてくれる。














まずは新たに窓口となっていただける商社で打ち合わせ。
担当者と上司の方に出席していただいたが、この上司は若いがスゴかった。感心・・・。
その人について後で部下である担当の方に聞いた話では、社内規定で35歳以下は課長になれないので現在「課長代理」ということだった。
え・・・?35歳になってないの? 若いのはわかるが、少なくとも40歳以上の落ち着きを感じる。聡明な話し方、すばやくしなやかな判断力、朗らかな人当たりと懐の深さ。
いずれにしても真っ直ぐ上に昇る人だ。商社にはこういうタイプがいるんだな。

新卒2年生の担当者が運転するライトバンに乗り、顧客の工場に向かう。
それから2時間半の時間をかけて工場を回り、3人の顧客と面談を済ませた。
雲から冷たいものが落ちて来る。雨・・・?いや、雪か・・・?
「これは初雪ですね!」 新卒2年生の担当者は呆れたようにつぶやく。
いよいよ体は芯から冷えてきたが、心の中は意欲に燃えて来ていた。
顧客の中にはまだ働けるのにリストラの対象になる方がいて、不景気の現実を思い知った。不景気になるとすぐに人を切る経営者。自分がそうなってはいけない。
人が企業、企業が人だ。もっともっともっと頑張らなくてはいけない・・・。















その数時間後、池袋の無印良品太子堂を往復し、
「これ同じジャムサンドなのか?やっぱ太子堂のが旨いな?」
と、必死になって真実を見極めようとする自分がいた・・・アホか・・・。


さーて、明日は地獄の荷づくりだ。
日曜日からジャカルタに戻って新章スタートです。













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