
シュートは枠の中に入らないと意味がない~徳島ヴォルティスvsFC東京~
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カズキ
2011年10月02日 18:39 visibility91
1位のFC東京と3位の徳島との対決。ペースを握っていたのはホームの徳島でしたが、ボールを持っていたというよりは持たされていたという印象でした。
徳島はFC東京よりも9本多い19本のシュートを打ちましたが、枠内のシュートは2,3本というとこだったと思います。さらにFC東京のGK権田の脅威になるシュートは1本しかなかったと思います。
徳島のシュート前までの展開はよかったのですが、シュートになると焦って遠い位置から打ったり、ゴールに近くてもふかしてしまったりと、落ち着きが足りなかったように思えます。
昇格を狙う徳島としては今回の敗戦は痛いかもしれませんが、まだ、昇格のチャンスは十分あります。試合途中にMF柿谷がみせた視野の広さを活かしたパスのような確実性の高いパスでチャンスを作りだせれば、まだ上位陣との対決を残しているだけに面白い存在になる気がします。
対するFC東京は、徳島が高くコンパクトな守備陣を引いたこともあり、いつものようなパス回しはできませんでしたが、相手の攻撃陣を引き出し、カウンター攻撃を主体にしたことが良かった点だと思います。
特に、カウンター時に徳島の守備陣の裏へ抜けるMF矢澤の動きがチャンスメイクとなっていました。
ここ最近のFC東京の試合を見てると、DF森重の成長ぶりが著しい気がします。
ちょっと前までは不用意に飛び込んでPKを与えていたり、退場してしまうことが多かったですが、今年に入ってファウルが少なくなり、相手の出しどころを上手くつぶせるようになっています。
3試合連続無失点で5連勝と結果も上向きですし、このまま首位で昇格を決めてほしいものです。
- 事務局に通報しました。
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