代表校放浪記〜滋賀学園

（SGGK。関係ないけど）

日曜日は雨も上がったので出動する。

近江鉄道の八日市駅から延々と県道を歩くつもりだったが、車窓を眺めているうちに気が変わった。一つ先に「河辺の森」という小さな駅がある。八日市から歩くより少しは近いはずだ。

地図を見ると駅から細い道が伸びていて、２回ほど曲がれば滋賀学園の正門近くに出る。郊外まできたのだから、農道をトコトコ歩くのも一興だろう。

予想はついていたが、駅からの眺めはこんな感じ。この米原〜草津感たるや。

電車は昼間は上り下りそれぞれ１本ずつで、八日市に戻る電車は45分後にやってくる。朝夕はさすがに本数が増えるが、駅と通学路（？）のたたずまいを見た限り、ここを利用する生徒がそう多いとは思えない。八日市あたりからバスに乗ってくるだろうか。

まあ、野球部のベンチ入りクラスは滋賀勢が３人で、あとは沖縄・大阪・京都・愛知・岐阜という混成部隊なので家から通ってるわけがないのだが（苦笑）

秋の近畿大会では滋賀３位ながら、初戦で大阪１位の大商大堺に６ー１と完勝。ポイントとなる準々決勝で報徳学園を延長14回の末降し（←重要）、龍谷大平安にはコールド勝ち。決勝の大阪桐蔭戦も敗れはしたがほぼ互角の戦いぶりで、文句なく近畿代表に選抜された。

学校の周りももちろん広々している。というか明石商もこんなだったような。グラウンドのほうまではいちいち回らなかったが、例によってスポーツコースがあり、野球のほかにサッカー・陸上競技・卓球・ソフトボール・バレーボールが強化クラブとなっているのだそうだ。少子化とあって少ない才能を奪い合うのにどこも大変だ。

そうこうしているうちに八日市に戻る電車の時間が迫ってきた。逃してしまうと次の電車まで１時間待ちである。

これはちょっと走ったほうがよくないか
( ; ゜Д゜)

日頃動いていないのがたたって、脚力も心肺もかなり能力が落ちてしまっている。しかも横風が強い！

明らかに地元の人間でない男が農道を息を切らせて走ってるとか、怪しすぎるのだがそんなことに構っていられない。ぜいぜいいいながら、なんとか間に合わせた。

（結局この駅からの乗車はわたしだけ）

せっかく遠くまで来たので、近江鉄道篇はつづく（野球ネタじゃないのね）。