夕陽の決闘~北海道大vs東北大【野球ネタです】
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仲本
2013年08月10日 23:01 visibility255
(組み合わせ)
いろいろな方の日記をのぞいてみると思わぬネタを拾えることがあります。なんでも豊中ローズ球場では今、七つの大学(北海道・東北・東京・名古屋・京都・大阪・九州)の対校戦「全国七大学総合体育大会(通称・七大戦)」の一競技として硬式野球の対校戦が行われているのだとか。夏の甲子園ももちろん見たいのですが、話の引き出しも広げたいのでちょっくらのぞいてみることにしました。
今日は朝から一日三試合。わたしは昼食を食べてからのんびり出かけたので、球場着はこの日の第三試合の試合前でした。北海道大学と東北大学の組み合わせとなっていました。残念ながら両チームはトーナメントの初戦で敗れて、この試合は下位の順位決定戦だったのですが、この2チームが関西で見られるのならかえって好都合です。
…ちなみに、どちらのOBでもありません(言わんでも)。
入場無料なので行けば誰でも入れるようです。といってもさすがに観客はまばらでしたが(笑)。両チームの先発メンバーには関西の高校出身の選手もいて、どうやらその親類の方々がやってきていたようです。この対校戦は各大学持ち回り開催ということなので、出身地と大学が離れている場合、たまたま開催地が当たればいい里帰りになるのですね。
前の二試合が長引いたのか、15時試合開始の予定が15時40分頃になりました。1回表、北海道大は連続ヒットと四球で無死満塁としますが、後続が浅い内野フライと内野ゴロ併殺に打ち取られ絶好の先制機を逃しました。その裏東北大も死球と送りバント内野安打で無死1、2塁、こちらはタイムリーと暴投で2点をとります。初回の攻防は明暗分かれました。
今日は午後遅くなっても暑く、ちょっとのぞくつもりだったので対策もあまりしていませんでした。もうスコアとかめんどくさくなって通路の陰で休んでいるうちに試合は進みます(汗)。
東北大は3回から登板した2番手のサイドスロー投手が北大打線を打たせて取り、攻撃では4回にダブルスチールで同点。5回は敵失で逆転に成功します。5回のグラウンド整備終了後はそろそろ日も傾いて、客席にも日陰が多くなってきました。北大の2番手左腕も力投を見せ、迎えた7回裏。北大は一死1,3塁からショートオーバーのタイムリーヒットで4-4の同点に追いつきます。延長戦の規程はどうなっているんだろう、照明はつくのかな?とぼんやり思っていたその時、主審が両軍ベンチのほうに向かって一言。
「もうほとんど時間来てるので、併殺でもない限りこの回までね」
ええーーーーっ!時間制なのこれ?しかもこのタイミングで言うか?
やはりというか、次の攻撃がないということで気落ちした(?)東北大投手の投じた球を次のバッターが痛打。左中間を深々と破って走者生還、これで「7回サヨナラ」になりました。
東北大 0111100 /4
北_大 2100002x/5
敗れた東北大は7位、勝った北海道大は明日九州大と5・6位決定戦です。なお、優勝戦は地元大阪大と京都大との間で争われ、3位決定戦は東京大と名古屋大の対戦だそうです。いずれも11日、豊中ローズ球場で行われる予定です。
(日が暮れて、今日の試合もすべて終了。)
- 事務局に通報しました。
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