秋季大会放浪記おまけ〜紀三井寺

紀三井寺球場というからには近所に紀三井寺があるわけです。順番逆ですが、せっかくはるばる来たので寄り道することにしました。球場めぐりは遠足も兼ねております。そもそも駅は紀三井寺参詣に便のいいところにあるので、駅から歩いて１０分ぐらいで寺の楼門に着きます。修理やら塗り替えやらで色鮮やかですが、今から500年前の建物だそうです（国の重要文化財）。

本堂は山の中腹にあるので石段を200段あまり登ります。境内はさほど広くありませんが、本堂は立派です。こちらの柱は朱塗りではなく落ち着いた古木の色です。ちなみに拝観料200円でした。

本堂脇から和歌山の海を眺めることができます。写真はもろに逆光でうまく写っていませんが、傾いた秋の陽に海がきらきらと光り、船やヨットが点々と浮かんでいました。このあたり、和歌浦という古くからの景勝地です。一度そちらのほうにも歩いて行きたいのですが、だいたいここに来るときは球場に２時間ほど滞在してしまうので行けずにいます。

京阪神より南に位置するので、春になれば早咲きの桜の名所になるそうです（見たことありませんが）。
しばらく眺めを楽しんで駅に戻ると、次の電車までたっぷり２５分待ちました。ここは昼間は約３０分に１本しか電車が来ないので、訪れる際には電車の時刻にご注意を（球場に行くときも同じことです）。