新たな技術にチャレンジするということ

  • ぽちお
    2010年11月29日 21:35 visibility98

フットサルでもなんでもできないことにチャレンジしていかないと新しいことは身につかない部分があります。


でも、ただ単に「失敗するべし」と言っているわけではなく、失敗経験の積み重ねが成功に繋がる事が大事なわけです、そんなことを考えていたらふと思いついた理屈があるのでメモ代わりに書いていきます、まだまだ荒削りな理屈だけど、練っていくと形になりそうな気配。



 


新しいプレーに挑戦した場合に


・どんな場面で(フィールドのどの部分か?・お互いの体の向きは?・プレッシャーはどのくらい受けているのか?・敵と味方の位置関係は?・勝っているか負けているか)


・誰が相手で(特に相手のレベル、足の速さ・守備能力など)


・どう成功(失敗)したか


この情報を集約する必要があります。



 


ほとんどの人が無意識に行っている作業だと思いますが、自分の技術向上に躍起になると見失ってしまうこともあると思うのであえてまとめてみました。


細かく説明するとキリがありませんが、プレーには特に有効な場面と有効ではない場面があり、それらを理解する必要があるということです、スポーツには駆け引きがあり、常に正しい選択というものはなくて、成功する確率の高い選択があるだけです、確率が低いからこそ裏をかける時もあります。



 


成功したプレーも場面を変えるとうまくいかなかったり、もっと効果的であったりということがあります、それを積み重ねたものが経験として蓄積していきます。


常に同じ場面で同じプレーだけをしているといつまで経ってもこの経験の部分が補えません。


成功したプレーはどんどんレベルも上げていけば今までは有効ではなかった場面でも有効になることもあります、精度が上がればリスクがあっても使えるようにもなります。



 


失敗した理由が単純に基礎技術の能力が不足しているのであれば基礎練習を増やして、がむしゃらに試合で試しても良いかもしれませんが、基礎技術がそれなりにある場合、失敗の原因が「その場にふさわしくないプレー」だったり、「能力と難易度が釣り合っていない場面での使用」(あるいは両方)の為に起こると思います。


例えばボールを持っている時に3人に囲まれてしまった、味方が何人もフリーでいるけどドリブルで突っかけて行って取られてしまったら、「ドリブルすべき所ではなかった(その場にふさわしくない)上に3人をかわせれば結果オーライだけど奪われてしまっている(能力と難易度の不均衡)」状況という感じ。



 


身近な例では、サッカー経験がなく、ボールを上手く運べないと悩んでいる友人(女性)がいますが、この場合は


・まずはリスクの低い敵陣で


・敵が自分の3m以内にいない場面


・とりあえずボールを1m動かす


だけに絞ってできるようになれば良いと思います。


自分にとっての「その場にふさわしいプレー環境」と「難易度の調整」をあらかじめ決めてしまう。


それがスムーズにできるようになったなら「敵が前にいなければ」とか限定の条件を減らしていけば良いわけです、それだけでもプレー選択に幅が出来ます、いきなり上手い人と同じ事をしようとすると成功の経験を蓄積できないので上達にかえって時間がかかることもあります。いきなり上手く出来ちゃう人も見かけますが笑



 


どんなに凄いドリブルができても3人に囲まれているときに有効なのかどうかはフェイントのタイプにもよりけりで、ロナウドはある程度のスペースがある状態でのドリブルが得意で、得意でない場面では無難にパスを選択することも少なくありません、それは今までの経験上、その状況でのドリブルを選択することの成功率を理解しているからで、彼ほどの世界トップクラスの選手でも、得意だからといってその武器をいつでも万能に使えるというわけではありません。



 


 


うまく行かないときに「僕はヘタクソだから・・・」と簡単にあきらめずに、試そうと思っているプレーが「どんな場面で使うと効果が高そうなのか(どんな場面で選択するべきプレーか)」を事前に考えておくと、成功する確率、反省をうまく拾える確率が上がると思います。



 


 


文章の前後関係が滅茶苦茶ですみません・・・


まだ考えがまとまる前の段階で思いつく限り書いているのでここの部分は違うんじゃないか、などの意見はいつでも大歓迎です。


 


チャレンジすること自体が目的になってしまうのではなく、きちんと出来るようになるためのチャレンジであり、失敗になると良いな、って感じかも。

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