イモムシ偏愛記

”イモムシ偏愛記”  吉野万里子著  光文社
筆者の作品は初読み。
中学生の凪がイングリッシュガーデンや雑木林がある
 老婦人・嘉世子の家でイモムシの世話をすることになる。
最初は嫌々だったが、次第に愛着が湧いてくる。
 凪の人間的な成長過程がとても良かった。
種類にもよるが、イモムシも観察すると意外と可愛いかも。
 また身近な昆虫や植物の生態も興味深く楽しめた。
  読みやすくて、話の展開も色々と意外性があり面白かった。
私の仕事では収穫の際に、イモムシが小松菜を食べる事があり、
 どちらかと言うと害虫の部類に属すのだが・・・

 

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