きりきり舞い

”きりきり舞い”  諸田玲子著  光文社
十返舎一九の娘・舞が主人公のドタバタ劇。
一芸に秀でた者は常識は全く気にならないものなのかも。
 おおいに笑わせてもらいました。
十返舎一九が奇人なら、その一九が師と仰ぐ葛飾北斎もまた奇人。
 その娘で居候の絵描き・お栄もまた然り。
奇人が集う家で育った舞は自分ではまともと思っているようだが、
 十分常識の枠に収まらぬようだ。
舞の旦那になった尚武がもっと一九を監視しないとダメだろうに。

 

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