存在の美しい哀しみ

”存在の美しい哀しみ”  小池真理子著  文芸春秋
筆者の作品は久々。
異母兄妹の兄がプラハにいると言うことを、
 余命少ない母から聞かされた榛名が
  単身プラハまで兄・聰に会いに行くところからスタート。
各章ごとに、主人公が入れ替わり、多面的に補完していく。
 最終章では兄も妹であることに気が付き、榛名が亡き母の
  色々な話を聰に聞かせるというところで終了。
 各主人公達をそれぞれに美しく描いているところが良かった。

 

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