公開講座受講2023-34

【公開講座受講2023-34】
「多元素ナノ合金技術」
   京大/北川宏教授
①合金作り BC3000年頃
・青銅 銅-錫
・白銅 銅-ニッケル(100円玉)
②錬金術師⇒失敗
③現代の錬金術⇒ナノ技術で可能になった。
(A)原子番号45(ロジウム)と
 原子番号47(銀)を合わせて
 原子番号46(パラジウム)を合成したのが最初。
@合成には3年かかった(@_@)
 ⇒但し、金より高価なロジウムを使うので
  産業的には価値が無かった。
 ⇒科学技術的には水素吸蔵しない2元素により
  水素吸蔵する合金を作ったので有意義!!
    人工パラジウムとしての価値。
(B)高価なロジウムの合成を検討
 パラジウムとルテニウムで
 ロジウムを合成したが、不安定
 ⇒3元系の合金で安定化に成功した!!
(C)安定な元素でないテクネチウムの合成。
 モリブデン-ルテニウムで人口テクネチウム出来た。
 ⇒合成に5年かかった。
(D)白金族6種類全ての合成に成功
 ⇒エタノールの完全酸化が可能になった。
##現在40種類の元素の合成が可能になった。
  色々な組合わせの特性評価を更に進めていく##

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。