勝てばよいのか？

大隣のピッチングは見事。ＯＰ戦からの好調を維持し、ストレートと内角、外角の変化球を振らせていた。大場、大隣のコンビは、今後目が離せないだろう。

しかし、バッティングはどうか。相変わらずチャンスに弱いホークス、去年から何も改善されていない。特にひどいのがレストビッチ。最後の打席に清水が四球を与えたが、恐らくコーチから指示があったのだろう。ロッテバッテリーはその前の打席で落ちる球、低い球、外の球を投げて簡単に大振りしてくれていたので、それを狙いにボールを投げたが、振ってくれなかった。結局これが同点、決勝点に結びついたわけだが、10安打して、たったの2点はひどすぎる。いくら勝ったからとはいえ、今年もこんなことを繰り返しているようでは優勝はおぼつかない。見ていて腹が立ってきた。

今年もこの男、松中。ランナーがいないときには打率が高いと揶揄されているが、今日もその通りだった。最後に二塁打を放ったが、前までの打席はことごとく凡退。ロッテ打線とは対照的で、チャンスに弱いバッターが多い。日替わりのヒーローが生まれて勝ってはいるものの、負けだすとずるずると行きそうだ。

キーワードは松中とレストビッチのバッティング。レストビッチはいまのところ、まだ本間の方がいいくらいだ。勝って見えなくなる弱点、これをきっちりと補強して行って欲しい。