ホークス打線を元の形に、餅は餅屋に。
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ふたり鷹
2007年06月21日 20:24 visibility50
先日の横浜戦で、やっと打線のてこ入れを行った。これが功を奏し、大村に当たりが戻り、タイムリーが出た。試合には負けたが、1番大村の面目躍如、といったところだろう。
選手には慣れ親しんだ打順があり、積み重ねた理論があるはずだ。どんなに打っているからと言って1番バッターを5番6番に回すことは、あまり感心されることではない。コーチ陣は言う、プロなんだから打って当たり前だと。だがそれは素人目にも違うという気がする。青木やイチローを打つからと言って5番6番に回したりはしない。それぞれタイプというものがあり、適材は適所に配置されるべきなのだ。
そうすると不可解な打順が一つだけ、ホークスにある。2番の本多である。彼だけは2番についてから、一度も打順が変わっていない。多村3番→5番、小久保5番→4番と変わった。多村はベイスターズ時代に5番を打っていたからそれほど問題はないし、小久保にしてもそうだ。そこで、どうして2番の本多は8番に回ったりしないのだろうか?
将来的に1番が川�、2番が本多というのは、もはや誰もが認めているところである。だがそれは数年後の話であり、長期的眺望のもとにことを進めているというのであれば問題はないのだが、実際はどうなのだろうか。首脳陣は、けっきょく、本多を持て余しているのだ。けっきょく彼も俊足中距離ヒッターなのであり、もしそうであるならば、大村と川�と3枚同じような選手がそろってしまう。彼の才能や活躍を否定しようとは全く思わない。守備の堅実さと言い、足の速さと言い、申し分のない選手だ。ただ、先に挙げた2選手に比べて劣るのは、バントに難があること、ヒッティングの確実性が低いことだ。ただそれは一軍二年目というなかで、求めすぎることなのかもしれない。
いずれにせよ、本多2番を外し、川�2番を元に戻すこと。怪我が多いにせよ、多村、松中(試合には出ているがずいぶんと前から満身創痍)へとつなぐのは大村、川�だ。餅は餅屋へ、これがいまホークスに求められていることであるように思われる。じっさい、その打順でホークスはシーズン序盤で勝っていたのだから。
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