2種類の負け方

この世には2種類の負け方がある。面白い負けと、つまらない負けだ。

 

たとえ負けても、良いゲームというものは存在する。緊張感の中で行われるゲームでは、例え負けたとしても、敵を褒め讃えることだろう。

 

しかし、20日のソフトバンク対ヤクルト戦は、あきらかに後者である。それは、

投手が自滅するスコアリング・ポジションにランナーを置いておきながら、好機をクリーンナップがつぶす

この二つが重なったとき、いわゆる「投打がかみ合わない」どころではない。野球として成立していない。こういう負け方は後を引きずるし、観ていた方も本当に機嫌が悪くなる。

 

現在のホークスの負けパタンは、先発が5回までに3点差つけられているとき、クリーンナップが打てなかったときだ。大村、川崎、柴原、本間はよい活躍をしている。これに対して信彦、ズレータは試合によって調子が良かったり悪かったりと散々だ。特にズレータは大ブレーキとなっているいま、彼の活躍こそが今後のホークスを変えて行くに違いない。

 

山崎はあと3年かけてスラッガーになってもらうとして、今年のリーグ一位通過は、かなり厳しいと言わざるをえないだろう。もし来年、仮に小久保がFAで戻ってくることになっとしたら、大きな変化は当然現れるはずだ。

 

21日の試合運びに期待したい。

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