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柏原の情事(勧賞記)
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わらぢto(巨大)浮き輪
2009年04月06日 22:06 visibility75
劇場:柏日立台野外劇場 観客数: 8,727人
演出家:柏原 丈二 劇場コンディション:全面良芝/水含み
天候:雨 空調温度:14.1℃ 湿度:55% 風:弱風
それでは柏原(KASHIHARA)の情事開幕です。
CAST紹介
柏レイソル劇団
GK 33 菅野孝憲(6.0)
さすが。横浜FC時代からいいGKだと思ってたけど
更に磨きがかかってる。
DF 4 石川直樹(6.0)
DF 5 古賀正紘(6.5)
ラストの粘りは見事。
DF 13 小林祐三(4.5)
2枚目は勿体無い…柏原じゃなければ…退場にはなってないかも
でもファールはファール。
DF 25 村上佑介(5.5)
去年のNACKでのラッキーボーイっぷりは発揮できず。
MF 18 山根巌(5.5)
MF 28 栗沢僚一(5.5)
FW 10 フランサ(6.5)
ここぞという時にしっかり仕事ができる。
FW 15 菅沼実(6.0)
FW 20 李忠成(5.5)
前線で体を張って頑張っていたが結果には結びつかなかった。
FW 27 大津祐樹(5.0)
ナビスコのラッキーボーイもリーグ戦では影を潜め無駄なロストが多かった。
51分大津祐樹⇒DF 23 蔵川洋平(5.5)
76分菅沼実⇒MF 11 ポポ(6.0)
最後の1発で仕事した。ワンステップであのクロスは見事。
83分李忠成⇒MF 14 太田圭輔(評価ナシ)
劇団大宮アルディージャ
GK 21 江角浩司(5.0)
普段の仕事はできていなかった。かといってここまで
厳しい点数でなくてもいい気もするけど、やはり失点はでかい。
DF 2 塚本泰史(4.0)
FKで取り返したのは素晴らしいが、そもそもあのミスの代償はでかい。
DF 3 マト(6.0)
惜しいFKに堅実な守備。それだけで6.0は行く。
DF 5 冨田大介(5.0)
なんと目立たなくなった事か…DFなので目立たなくていいのだけど
統率がマトに変わったことで少なからず戸惑いがある?
DF 19 村山祐介(4.5)
別に悪くはない。ただ1人少ない状況でフリーになっている事が
多いだけにあの仕事では困る。
MF 11 藤本主税(5.5)
2点目に繋がるクロスは素晴らしかったが、終盤簡単にボールを
失って時間を稼ぐ事が出来なかった点でマイナス0.5点
MF 17 橋本早十(5.0)
内田が完全に調子を取り戻したらおそらくベンチ。というか
ベンチには居て欲しい。最初の頃よりは頑張っているのだけど。
MF 23 金沢慎(6.0)
シュートを打つ姿勢はよい。ただ雨でスリッピーなのだからシュートは
グラウンダーでよいのではないだろうか?
テポドンが発射されたからといってんなに宇宙開発しなくてよい。
MF 33 新井涼平(5.5)
徐々に見慣れてきてしまったのかコレといって目立つ事はなかった。
逆に言えばそれだけ無難にこなしてたと言うこと。
FW 9 石原直樹(6.0)
前線でボールを納め、突破によりファールを貰いと大活躍。
FW 27 市川雅彦(6.0)
バイタルでファールをもらえたのは大きい。それ以外でも
しっかりとした運動量で頑張っていた。
45分新井涼平⇒MF 32 小林慶行(5.5)
やはりボールの落ち着きどころがあるとだいぶ違う。
79分橋本早十⇒MF 7 内田智也(6.0)
石原のさらに裏から上がってきて2点目を決めた。
83分市川雅彦⇒FW 13 藤田祥史(評価ナシ)
関与しない所で試合が決まってしまった感じ。
第一幕
立ち上がり柏のペースで進むもこれじゃぁ〜一方的な試合に
なってしまうと心配した柏原のちょっと厳しい裁定で小林祐三が
2枚目の赤紙を貰い退場。
(確かに1枚目は仕方ない。2枚目はちょっと厳しいジャッジだが
柏原と言うことを考えると…仕方ないのか…)
これでバランスが取れて面白くなると大満足の演出家柏原。
お互いカウンターで攻め合うも互角の内容で第一幕終了。
何故1人少ない柏に互角なのかはまた別の問題として…。
中座コメント(別に結婚式ではないが)
高橋真一郎監督(柏)
・(10人になったが、)あわてる必要はない。
・切り替えを早くしよう
・相手のミスを狙っていこう
張外龍監督(大宮):
・サイドチェンジをうまく使ってサイドから攻撃しよう。
アーリークロスをどんどん入れよう
・相手ボールになった時に必ず第1ディフェンダーがプレッシャーをかけること
・ラインを相手のワントップに合わせて下げすぎないこと
第二幕
開始早々に相手クリアボールを大宮の塚本がトラップミス。
そこを嗅覚なのか見逃さなかったフランサが独走し先制点を
たたき出す!(ハンドって話もあるが)
その4分後大宮市川がゴールほぼ正面で倒されFKを獲得。
キッカーは先程先制点を献上した塚本。
これが見事にゴール右隅に決まり同点!
その後も大宮が攻め続けるも追加点は中々奪えず
終了間際の43分藤本のクロスに石原、内田が走りこみ
石原が無理をせず後の内田に任せて右足でワントラップ後
即左足シュート。これが元同僚菅野の足に当たるも
ゴール左隅にはいる。
が…これで終わったら演出家の意味がない!!
ロスタイム…あ〜アディショナルタイムでもインジュリータイムでも
なんでもいいけど4分!
その4分を過ぎたラストプレー!
スローイン時にボールがグラウンドに2個あろうが、柏のスタッフがボールを
取りにピッチに入ろうがここでやり直したら
時間がなくなると柏原。
プレーを続行し柏のポポから見事なクロスが
ラストに賭けていた古賀の頭にドンピシャ!!
これが劇的同点ゴールとなり試合は引き分けに終わる。
偉そうに寸評
大宮は大分戦で数的有利を生かせずスコアレスだった反省を
生かすべく積極的に攻め上がるが逆にカウンターを喰らう始末。
リードを奪ってからはもう一点取りに行ったのか良くわからないけど
ボールをキープする事もなく簡単に開いてボールにしてしまうなど
もう少しずる賢さが欲しい。
兎に角クリア、蹴るだけじゃなくて時間を使ってからプレーを切る
ってのを今後はやっていってもらいたい。
ラストはボールが2個あったりして集中が途切れたのか
さすがに終わりだろうと思い込んだかわからないが
最後まで集中しきると言う大切さは学んだはずなので
負けるよりもショックを受けるような引き分けは今後は繰り返さず
戦っていってもらいたい。
終劇後…
高橋真一郎監督(柏)
前半30分に小林祐三が退場になって、そこから10対11という
戦いが続いたんですけど、数的不利になるような練習を
していなかったで…それは冗談ですけど、その中で先に点を取って、
その後2点取られたんですが、選手たちがあきらめないで点を
取ってくれた。引き分けなんですけど、
価値ある引き分けになったと思います
Q早い時間帯に退場者が出ましたが、
交代の意図を教えていただけますか。
(石川)直樹をセンターバックに入れて(菅沼)実をサイドバックにして
少し様子を見たんですけど、特に危険な場面がなかったので
このまま行こうと思いました。
攻撃的な選手は残しておきたかった。ただ後半に入って、
(大津)祐樹が11対10の中はちょっと経験的なことが足りないと
思って藏川を入れて、実を前に出しました
Q:あくまでもホームなので勝ちを狙いにいったということですか?
そうです
Q:古賀選手のゴールはどう感じましたか?
古賀に限らずピッチで戦った選手たちは最後まであきらめないで、
ラストプレーだったと思うんですけどやってくれました。
古賀だけでなく、ピッチに立った全ての選手に感謝の気持ちで
いっぱいです
Q:大津選手の経験がないと言いましたが、後半始まった時に
サイドを入れ替えましたがそこはどういう意図があったんですか?
祐樹は左サイドが得意なんです。チュンソン(李忠成)を右にして
祐樹の得意なサイドでやらせてあげようと思いました。
実が足を痛めていたんですけど、できるということでそのままいきました
張外龍監督(大宮)
最後の集中力が、レイソルが上回って引き分けに終わって
しまいましたけど、この前の大分戦と同じ展開だったが、
大分戦よりは少し改善されたと思います。アウェイの勝点1、
選手たちが落ち込まないようにしたい
Q:内田選手の投入した理由と評価をお願いします。
攻撃の流れを、内田選手がしっかり準備をして自分がいつでも
出るように、待ちに待った気持ちを持っていた。
今日出したら「やりそうだ」という勘があった。
うまくそのとおりやってくれた。攻撃の競争にとっては良いこと
じゃないかと思う
Q:小林慶行選手を入れた意図は?
我々がボールを支配したかったし、両サイドをうまく使いたかったから。
新井はまだ攻撃面では足りないところがあるので、
経験ある慶行を出しました。慶行の怪我の状態を考えて出場時間を
延ばしながらやっているところです。
試合勘が増えていくようにやっています。45分使いましたが、
相手の人数が少なかったこともあったしスペースがいっぱい
あったこともあるし、45分こっちの狙いどおりにやってくれたことは
チームにとっても良いことだと思います
Q:数的同数だったらもう少し新井選手を引っ張るつもりでしたか?
これ以上、慶行を壊すのが恐いので、完全に戻るまでは時間的な
割合を考えながらやろうと思っていました。
今日は30分という考えだったけど、相手が1人少なくなったので
45分使いました
劇団員コメント
石川直樹選手(柏)
1人少なかったのでラインが下がってしまうのは仕方なかった。
小林慶行さんが入ってきてそこでボールを持たれてしまって、
ラインが下がってしまったので、クロスを上げられるのはしょうがいない、
中で跳ね返してカウンターで点を取ろうというプランだった。
2点目を取られた時は下を向きそうになりましたが古賀さんが
決めてくれた。
レイソルは確実に強くなっている。下を向く必要はない。
今日はディフェンスの場面では体を張らないと、というのがあった。
DFの4人、クリさん(栗澤僚一)、(山根)巌さん、みんなで体を張って
守った。最後の場面は、気づいたら古賀さんが上がって行った。
あの人は何か持っていますね。古賀さんサマサマです
ポポ選手(柏)
同点ゴールの場面は、古賀が上がってくるのが見えた。
自分もラストプレーで結果につながる仕事ができてよかった。
1人少ない中で起用されて、どの選手よりも動こうと思っていたし、
監督からも『攻守に渡って動いてくれ』という指示をもらっていた。
1人少ない状況で追いつけた。同じ引き分けでも相手よりも良い
引き分けだったと思う
栗澤僚一選手(柏)
勝てる試合だった。勝ち切れなかった。後半に入った時、0−0の状況で
カウンターで1点取れると思った。フランサが先制点を取るまで
は自分たちがやろうとしているサッカーができたと思う。
10人になってカウンター狙いにせざるをえなかった。ディフェンスに力を
持っていかないと守り切れないという気持ちがあった。
引きすぎも良くないので、相手のボランチを牽制するつもりで少し前に
出ることも考えていましたけど、前へ行ってもボールを取れないので、
我慢のサッカーが続いた。守備からどれだけ繋いで出ていけるか
というのを考えていたけど、スペースに蹴ることになってしまって
繋ぐことができなかった。でも相手に崩されているという
感じはしなかった。
うまくフランサに当てて攻撃すれば点を取れると思っていました
古賀正紘選手(柏)
ポポのボールの精度が高かったので枠に流すだけだった。
1人少ない状況は何度も経験あるし、チームとしても冷静に戦えた。
何の混乱もなかった。1人少ないのでボールを回される分に関しては
問題なかった。自陣のゴール前をしっかり守る、正しい
ポジショニングを取るということを考えていた。
2失点目は僕自身もどうしてマークがずれたかわからない。
ここまで負けていないということはポジティブにも考えられるけど、
チームが乗るには勝利が必要。勢いに乗るには引き分けでは
物足りない。ただ、横浜FM戦に続いて粘り強い試合はできたと思う
内田智也選手(大宮)
今日は勝ちたかった。ただ、アウェイなので勝点1を納得して
帰るしかない。ゴールシーンは(石原)直樹が譲ってくれた。
良いボールが来たので入れるだけだった。
(横浜FCでチームメイトだった)菅野さんが相手だったので決めようと思った
今日は、出場する機会があれば、絶対点を取ってやろうという
気持ちをもって、そして昨年ホームで負けているので、今年は
柏のホームでやり返してやろうと準備をしていました。
チーム内でのボジション争いは激しいので、与えられた時間で
結果を出さないと次にはつながらないと思っています。
まだチームの中での自分の立場はサブであると思いますが、
自分のコンディションも上がってきているので、気持ちを切り替えて、
しっかり準備をして、次節のガンバ大阪戦では勝点3を取りたいと思います
金澤慎選手(大宮)
勝たなくちゃいけない試合だった。相手が中を固めていたので、
スリッピーなグラウンドを利用してミドルを多く打った。
崩そうと思っても縦にパスを入れたところを狙われて崩すのが難しかった。
前回の大分戦よりはサイドチェンジのパスを入れることができたと思う。
早い時間に相手が少なくなって、ずっと自分たちのペースでやれた。
1点リードの場面で追いつかれてしまったので、こういうことを
なくしていかないといけない。ゴールを決めてくれたウッチー(内田)、
(塚本)泰史に申し訳ない
塚本泰史選手(大宮)
本当にくやしいです。中学時代に柏でプレーしていたので、
今日は自分が成長した姿を見せようと試合に臨みましたが、
自分のミスから失点してしまいました。
ただ失点の後は、「負けたらどうしよう」というネガティブな気持ちではなく、
「絶対に自分で取り返してやる」というアグレッシブな気持ちで試合に臨み、
同点ゴールのフリーキックは、目で逆サイドにフェイントを入れて
左に思いっきり蹴った。自分のミスから失点したので、
絶対に取り返してやろうと思っていた。マトが蹴りたそうだったけど、
(藤本)主税さんが説得してくれて、コースだけを狙って打って、
得点することができました。
前半にマトのフリーキックでは僕が蹴りたかった。
その時はマトに『ネクスト』と言われたので譲ったけど、
あのフリーキックの場面は自分のミスを帳消しにしたかったから
蹴らせてくれと言った
今日がプロ初ゴールですが、勝てればもっとよかったです。
しかし、負けた訳ではないし、次のガンバ大阪戦に向けて
しっかり準備をしたいと思います。
※内田と塚本のインタビューは一部オフィシャル分加筆
演出家:柏原丈二(Joji KASHIHARA)
生年月日:1963/04/19 出身:熊本
大宮贔屓の判定が多く見受けられたが、フランサのハンドなど
要所要所でバランスを取っていたのだろう。
正直…小林祐三のレッドに関しては致し方ない部分はあると思うけど
大宮ゴール前での大宮DFのファールの見過ごし(見逃し?)
などもあったしコントロールできていなかった気がする。
柏サポ、大宮サポ共に勝敗もさることながら不満の残る試合に
なった事は間違いないと思う。
まぁ…サポとしてこう言うのもなんだがまだ引き分けで良かった。
どちらが勝っても多分遺恨が残るような糞試合だったと思うし。
そんな彼の作品はこちらとこちら↓
こんな作品は☆1つで充分。
というか☆なんぞ要らん気もする。
雨の中現地参戦の方お疲れ様でした。
その他対決の結果
市川が李の幼馴染対決→引き分け
内田と菅野の元横浜FC対決→得点したので内田の勝利
塚本の柏ジュニアユース対決→自作自演で終了
野田線ダービー→引き分け
ナビスコ首位対決→引き分け
リーグ戦無敗対決→引き分けによりお互い無敗続行
村山祐介と村上祐介、誰が言ったかムラムラスケスケ対決。
てか祐介対決でもいいだろう。→どうでもいい。どっちもどっち。
次はまともな観戦記が書ける事を望みます。
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- 事務局に通報しました。
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