ドフビク、サヴィオ、ツィガンコフらヒット続くジローナの“低コスト補強” 偶然ではないラ・リーガでの快進撃

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    2023年12月17日 09:53 visibility139

終盤まで勢いは続くか

現在ラ・リーガで首位に立つジローナ。この超特大のサプライズを支えるのは、ヒットが続くジローナの的確な補強だ。

 

ビッグクラブのような札束攻勢とは異なり、低コストで優秀な選手を巧みに引き抜いているのだ。

 

例えば今夏にウクライナのドニプロから獲得したウクライナ代表の大型FWアルテム・ドフビクは、775万ユーロの移籍金で引き抜いている。ウクライナの国内リーグでは2021‐22、2022‐23シーズンに得点王のタイトルを獲得しており、今では市場価値も1500万ユーロまでアップ。ジローナではチーム最多8ゴールを奪っていて、ジローナの目利きは正しかったと言える。

 

他にも、左サイドバックに入る22歳のミゲル・グティエレスは昨夏にレアル・マドリードから400万ユーロ、中盤から攻撃のタクトを振るウクライナ代表MFビクトル・ツィガンコフは今年1月にディナモ・キエフから500万ユーロ、中盤から3ゴール4アシストの結果を残すMFアレイクス・ガルシアは2021年にフリーで獲得している。

 

他にもフランスのトロワからブラジル人FWサヴィオ、マンチェスター・シティからは攻撃的右サイドバックのヤン・コウトをレンタルで加えており、サイドから仕掛ける2人はジローナの攻撃に欠かせないピースだ。

 

これらの補強がすべて当たっており、低予算でラ・リーガのトップを争う集団を作り上げることに成功している。この勢いが終盤まで続くかは分からないが、先日にはバルセロナを4-2で撃破したばかり。もはや単なるサプライズではなく、ラ・リーガ強豪クラブの1つと認めるべき段階にきていると言えそうだ。

 

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