湘南･亀川諒史選手は福岡へレンタル移籍、鎌田翔雅選手は清水へ完全/J1開幕カード

2014年、12月7日。
ちょうど今から1ヶ月前の馬入練習場。


2014湘南ベルマーレ最後の練習日。


丸ちゃん、宮市くん、亀ちゃん、樋口くん、憲さん、福岡くん、アベノブ選手、梶くん、チャミ

目の前にいた白組の選手たちがどんどん、湘南ベルマーレから居なくなってしまう…

明日から小学校が始まる甥っ子が
今日、東京に帰ってしまい寂しいなと思っていたところに、今日は湘南ベルマーレからも寂しい…と思うようなニュースがリリースされました。


それは最後に書きます。

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スポーツ新聞はおろか、ヤフーニュースにも今日の静岡新聞夕刊にも載ったので、ほぼ間違いないと言って良いでしょう、
今年のJ1開幕カード。


Jリーグで正式に発表されるのは1/14ですが
「関係者」が話したとか言うことで、
各J1チームの開幕カードがメディアに紹介されていました。


ここに他の開幕カードを記載するのは
1/14以降にJリーグで正式に発表されてからにしますが

湘南ベルマーレの開幕カードはホームで浦和ということで、

一昨年のホーム浦和戦がパンク状態(浦和サポーターさんがゴール裏に入りきることが困難に)となったことから、

おそらく「浦和戦までに」BMWスタジアムの駐車場問題、集客可能人数問題の改善を進めていきたかったと思われる湘南ベルマーレ。

しかし、いきなり開幕に迎えるのが浦和さんになるとは!



さらには、
開幕戦でなくても

どんな日程、どんな悪天候であろうと集客が見込める、言わば「ドル箱」(という言葉はちょっと相手に失礼になるのかな？ごめんなさい)でもあるホーム浦和戦が

開幕戦になってしまったのは「経営的には」ちょっぴり勿体ない感じ。


でも、これを逆にチャンスに「すり替える」という知恵と術とを
この湘南ベルマーレというクラブは幾らでも持っているという信頼があるので心配はしていません。


対戦相手としても
申し分ない相手だと思います。

昨年J1で2位という強豪チーム。


坪井選手や山田選手が浦和から移籍してくるということもありますが

広島への移籍により、多額の移籍金を湘南ベルマーレに残し、クラブの存続危機を救ってくれたと言われている、いわば湘南ベルマーレを救ってくれた救世主の一人であろうとも言えるFWの石原直樹選手が今季、広島から移籍したのが浦和レッズ。


そして
そう！

湘南ベルマーレ生え抜きの遠藤航選手を、湘南ベルマーレとは桁違いの待遇で迎えようとし、そのオファーを航選手が断った相手も浦和さん。


監督のチョウさんも過去に浦和レッズに在籍していたこともあり


ただでさえ気合いの入る開幕戦ですが、格別な雰囲気の開幕戦になるのではないか？

今からワクワクしてきます。


かなり手強い相手ですが
新しいメンバーも多く、シーズン始まったばかりのまだチームが完璧に整う前の浦和さんと戦っておけるのは、

シーズンが佳境に入り、完成度の増した浦和さんと2度対戦するよりはちょっとだけラッキー?だと思うようにしたいと思います。



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今日は、七草粥と
女子高校サッカー(惜しくも藤枝順心は常盤木学園に敗れてしまい、決勝進出はなりませんでしたが、連日本当によく戦ってくれたと思います!)の話と、浦和さんとの開幕についてだけ書く予定だったのですが


夕方になって、湘南ベルマーレから2つのニュースがリリースされました。


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まずは
昨年1年間、ファジアーノ岡山さんにレンタル移籍していた鎌田翔雅選手が清水エスパルスへ完全移籍が決まったということ。


各年代別代表にも選ばれた湘南ベルマーレの下部組織出身、生え抜きの選手。


ベルマーレのアカデミーについてまだまだ勉強不足な為、正確なことは分かりませんが


湘南ベルマーレの下部組織で育った選手が
他のJ1クラブに加入するというのは
馬場賢治選手以来になるでしょうか。
(あとでしっかり調べてみます)



試合は同じJ1な為
湘南の試合日程と被ってなかなか観に行けないかもしれませんが、
清水なら近いので、練習試合など機会を作って応援に行けたらと思います。


コメントからも、
湘南ベルマーレでの悔しさや、これからのサッカー人生に並みならぬ闘志を感じた鎌田選手。


(湘南戦以外で)
勝ちロコを踊る姿をたくさん見られますよーに。

清水エスパルスの皆さん、鎌田選手のこと宜しくお願いします!!

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＜鎌田選手、湘南ベルマーレへの公式コメント＞

まずはJ1昇格とJ2優勝、おめでとうございます。昨年は同じリーグの違うチームでしたが、湘南の結果は大きな刺激になりました。今年、J1で戦う湘南のことも、とても楽しみに思っています。
ただ自分にとっては、同時に悔しさも感じています。昨年を含めて3回昇格をした内、2回の昇格では自分は力になれなかったという想いを強く抱いています。
今回、どうするべきか悩みましたが、去年の結果を見て自分は外に出て新しく何かを築かなければいけないと考え、9歳の頃からお世話になった湘南を出るという決断をしました。ジュニア、Jr.ユース、ユース、トップとお世話になり、言葉には表せないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。
プロになってからも期限付き移籍で2度外に出るなど、自分のわがままも含め常に温かく見守ってもらいました。
自分がプロとしてのスタートを切った湘南ですが、新しい場所で成長をすることが自分にとっての新たなスタートだという気持ちでいます。
サポーターの皆さんにきちんと挨拶ができなかったことはとても残念ですが、今年はついに対戦することができるのでワクワクしています。
今の湘南と試合をしたいという気持ちが強いので、対戦する時には自分ができることの全てをぶつけていきたいと思います。
9歳の時から、本当にお世話になりました。ありがとうございました。


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鎌田選手の移籍リリースから
しばらく経ってまた何気なく公式HPを開いたら

今度は亀川諒史選手の、アビスパ福岡さんへのレンタル移籍が発表されていました。


今年も一緒に戦うものだとばかり思っていて
見たときはすごくショックというか、寂しさでいっぱいになりました。


でも
力強い公式コメントを読んだら、元気が出ました！


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＜亀川選手、湘南ベルマーレに向けた公式コメント＞
この度、アビスパ福岡へ期限付き移籍をすることになりました。1年後、今の自分より一回りも二回りも大きくなって帰ってきたいと思っています。
昨年、チームが結果を出す中で、個人としては思ったような結果を出すことができなかったので、チームは違いますが、個人としても素晴らしい結果を残すためのチャレンジだと思っています。
初めての移籍となりますが、勝負の一年になると思うので新たなチャレンジがいい方向へ向かうために精一杯努力します。自分の決断が間違っていないことを結果で示したいと思います。

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昨年も1度はスランプに陥り、湘南ベルマーレでの試合出場や、U-21代表メンバー選出からももれた時期があった亀川選手。


ですが、亀川選手がピッチに立ったとき、
スタジアムの全方位から沸き上がった亀川選手への声援を、昨年スタジアムに来ていた湘南ベルマーレサポーターは誰もが覚えていると思います(笑)


やがて、すべてのわだかまりを払拭したように、生き生きとした姿でまたピッチに立ち、再び世代別代表に選ばれた亀川選手のことをどれだけ喜び誇りに思ったことか。


(o^－^o)



亀川選手に最後に会えたのも、ちょうど1ヶ月前のあの白組と黄色組で別れて湘南ベルマーレの選手が試合した練習最終日でした!!


ちょうど
タイへの代表遠征に行く前で
「代表合宿がんばってきてくださいね！」と伝えると
「はい！」と
笑顔で答えてくれました。

あのとき送り出したままになってしまいましたが


「福岡でもがんばってきてね！」という言葉を今日そこにプラスさせてもらえたらと思います。


来年どうか梶川選手と同じ飛行機に乗って、湘南ベルマーレに戻ってきてくれますように!!



2012年
高校卒業後は料理人になるつもりが
ベルマーレに声を掛けられサッカー選手になったという亀川選手。

入団当初のキャッチフレーズは「鈴亀(べるかめ)」。

翌年私がBMWスタジアムに通うとそのキャッチフレーズは
「亀最高(カメックス)」に進化し


さらに昨年は
「超亀最高(メガカメックス)」に進化していました。



昨年最終節の
アウェイ大分では
ハイドロポンプ砲まで決めて

今年は一体どんな進化をするのかと思っていました！

これから1年間、その進化を目の当たりに出来るアビスパ福岡の方たちを羨ましく思います。



アビスパ福岡の皆さん、1年間という短い期間にはなりますが、亀ちゃんを宜しくお願いします!!

人前ではちょっとシャイな選手ですが、人ひとりひとりと向き合うときにはとっても真心を感じる選手です。


福岡でも、愛でてあげてくださいね！

亀ちゃんを一緒にリオ五輪に送り出しましょう。


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年々選手の移籍にドライになれるようになっていた自分が

昨年末～今年の移籍リリースでこんなにも寂しくなるのは、2014湘南ベルマーレが、それくらい有り得ないほどみんなが仲良くて素晴らしいチームだったからだと思います。


そのなかのたくさんの選手たちが今季湘南ベルマーレを離れるなか、

スタジアムに集まるサポーターの顔ぶれが半分以上変わってしまったとしても、驚きません。


今年はそれくらい選手が去ったと思います。


BMWスタジアムに向かう回数が少なくなるサポーターさんもいるかもしれません。

でも、私が出来ない、そうした選手たちの新天地に応援に行ってくださるサポーターさんがいるのは

正直ありがたいな、うれしいなって思ってしまいます。
(本当にみんな素晴らしい選手たちだっただけに)



だけど
昨年せっかく出会えたサポーターさんたち、

選手たちと同じように
2014湘南ベルマーレを一緒に戦ってくれたかけがえのない仲間が

一人残らずちょこちょこっとでもスタジアムに顔を見せてくれたら、もっとしあわせです。


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残ってくれた全ての選手、完全移籍する選手、新たなチャレンジに向かう選手
、サッカー選手とはまた別の道を歩む仲間

その進む道は様々で一見バラバラでグニャグニャだけど

こんな風に
その手はずっと繋がっているのではないかと。


いろんな場所に離れ離れになっても、
迷ったときに、いつでも彼らが立ち返られる場所として、ここがずっとあるように


ここに残ると決めた皆で、クラブを守って、チームを支えていかなきゃなと思います。