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”祈りのカルテ” 知念実希人著 角川書店 筆者の作品は初読み。 内科認定医である筆者の観点がとても素晴らしい。 本作では色々な科で研修医をする主人公・諏訪野と それぞれの患者さん達との物語を描いた5短編集。 すらすらと読めるが それぞれの患者が抱えてるものは重い。 それを諏訪野研修医の洞察力の鋭さで解決していくが、 このような医師なら探偵業も可能だろうか(^^♪
|3年前 -
昨日木曜はフリースクール 午前中は初めてやるボードゲーム 小6の子から説明されたが中々理解が遅く かなり苦戦した。 昼休みは私のプレゼン。 テーマは”プラモデルの歴史” 高1の子のリクエスト。 英米の歴史、日本での歴史など セルロイドのことは知らない子が多かった。 2000-2011年はプラモ販売額が減っているが 最近はコロナ禍で盛り返している様だ。 おまけのテーマは ①サメは卵生?胎生? ②0⁰...
|3年前 -
”これからお祈りにいきます” 津村記久子著 角川書店 筆者の作品は3作目。 本作品は2篇構成で、 どちらも信仰心はないが、自分ではなく他人のために 祈りに行ってしまう高校生と大学生の話。 1篇目の高校生は小学校時代、 彼の街に住む神"サイガサマ"について自由研究をし、 調査したことがあるだけに、その神についてはかなり懐疑的。 2篇目の大学生にしても、 ただ神社仏閣好きで地味な大学生で、 信心深いと...
|3年前 -
”ギリギリ” 原田ひ香著 角川書店 筆者の作品は初読み。 夫と死別した瞳と再婚した健児と元夫の母の静江。 3人が主人公のようで、 それぞれの視点で書かれたどの話にも納得いった。 健児がやっと認められたシナリオなのだが その内容をきっかけとして 瞳との関係が変わってしまうのがとても残念。 筆者の作品をもう1作読んでみたいと思った。
|3年前 -
”荒海を渡る鉄の船” 鳥羽亮著 双葉社 超多作である筆者による山岡鉄舟の話。 先ず山岡鉄舟と言えば、 西郷隆盛と交渉をし、 江戸城無血開城を実現した人物であるが、 それ以外の事は殆ど知らなかった。 幕末には清河八郎と共に尊王攘夷活動をしていたり、 維新後、求めに応じて県参事、明治天皇の侍従などを務めるが、 権力への執着は全くなく、剣と禅の修行に打ち込む晩年だったり、 服装など全く構わなかったことか...
|3年前 -
芸術人類学という学問があります。 民族芸術学とも言うようです。 近東芸術だったり アフリカの美だったり 色々と興味深い内容があります!(^^)! 芸術全体の中での位置付けは下記です(^^♪ 近東芸術、二グロ彫刻で マティス、ブラマンクなどの 野獣派に繋がっています。
|3年前 -
”エルニーニョ” 中島京子著 講談社 筆者の作品は多分初めてではないが 以前読んだのはなんだったっけ? 兎に角この作品は私好みの内容でした。 DV彼氏から逃げる瑛と謎の灰色男から逃げるニノ。 二人は自由を手にすることができるのか? フィリピーナ不法滞在とその子供の無国籍問題、 マゼラン大航海と、古今東西の小さな旅から壮大な旅まで旅尽くし。 途中挟まれる昔の写真や幼いキリスト像や土偶等々。 石松おば...
|3年前 -
9月第1週の”祭りの歴史”はプレゼン完了。 第2週以降の資料作成をスタートした。 9月第2週 プラモデルの歴史 資料完 第3週 宇宙(暗黒星雲) 資料完 第4週 祝日 第5週 髪型の歴史 資料6割程度 10月第1週 思考実験 構想段階 第2週 色々な検定試験 未着手 第3週 民話 未着手 第4週 音楽理論 構想段階 11月 テーマを4件程度検討中。
|3年前 -
昨日木曜はフリースクール 午前中は雑談や雑クイズなど 昼休みは私のプレゼンで 高校生からのリクエストテーマで ”祭りの歴史” 天の岩戸から始まり、神輿、山車などの謂われ。 祭政一致の時代、神仏分離の影響 その後の祭り、新しい祭り、四季の祭り 日本の代表的な祭り、海外の代表的な祭り フェスティバルとカーニバルの違い等々 中3の子からまた新たなリクエストがあり、 要求テーマは思考実験についてで・・・ ...
|3年前 -
昨日水曜は収獲とプレゼン準備 午前中は雨の中の小松菜収穫 小雨だったので涼しくて 体力は温存出来たが 小松菜成長がイマイチで35kgの収穫。 午後は筋トレの後でプレゼンの準備。 9月第5週向け 中2の女の子からのリクエストで ”髪型の歴史” 縄文時代の結髪から始まって 弥生時代の美豆良、古墳島田 古墳時代、飛鳥、奈良時代と続き 平安~安土桃山~江戸時代 更に明治~昭和の髪型色々 結構奥が深いネタだ...
|3年前 -
秋も9/13からのJTAツアーに参戦するが・・・ 今回から選手登録して 2週間前から毎日の体温を記入していくことになった。 記入しないと出場出来ないと書かれているので 面倒だがキチンと記入している。
|3年前 -
”とにかくうちに帰ります” 津村記久子著 新潮社 読み始めて、最近雨がスゴイので有り得る話と思えた。 橋を渡らないと帰れない社員や子供が バスや電車が止まったり、橋が渡れなくなったり 段々と切羽詰まってくる感じがたまらなかった。 その中でもマイペースな感じのオニキリには少し癒された。 距離にしたら、そんなに大した距離ではなくても 豪雨の時は命にも関わってきたりする。 3.11の時に言われた帰宅難民...
|3年前 -
”半減期を祝って” 津島佑子著 講談社 筆者の最後の作品。 表紙に書かれた「Cs」はセシウムの元素記号。 セシウム137半減期の30年後を祝う日本の様子を、 被災したトウホク人老女目線で描く。 オリンピック以後の高揚感を経て独裁国家となった日本を想定。 政府に組織されたASD(愛国少年団)、セシウム半減を祝うという感覚の異常さは、 正直あまり頂けない。
|3年前 -
昨日土曜は収獲と学習会 午前中の小松菜収穫は・・・ 3時間半で終わるつもりでいたら・・・ 出荷が間に合わないので 4時間半になってしまった(◎_◎;) 36℃を超える暑さだったので 終盤はバテてしまった(゚Д゚;) 取り敢えず60kgは採った。 午後は学習会だったが 講師3人、子供2人 子供が少なかった。 先ずは残念な動物クイズから始まり 複雑な図形の面積計算 分数同士の計算など 後半はゲームで ...
|3年前 -
”白蟻女” 赤松利市著 光文社 独特な展開力でとても印象深い。 キャバレーの朱美にいれ上げた農家の息子。 痴話喧嘩の挙げ句、朱美は白蟻駆除の薬を飲んで自殺する。 40年後、亭主の葬儀の夜に白蟻女が現れ、そこからの展開が凄い。 浮気された嫁・惠子と朱美はいつの間にか心を通じあい和解していく。 朱美は2人の妹と 病弱な母のためにキャバレー勤めで仕送りに励んでいた。 40年前に戻り、朱美は惠子の声で自殺...
|3年前 -
昨日木曜はフリースクール(^^♪ 午前中は専門家による 芸術鑑賞会♫ 市内の美術館から3名来られて 名画に対する子供達の 色々な見方、感想を言い合った。 子供達それぞれ同じ絵を見て 感じ方が随分と違うことに感動した。 昼休みは私のプレゼンだったが・・・ 偶々”芸術理論”とテーマが重なった(;'∀') 先ずはいつものように 芸術理論の定義からスタート その中で美術史、美術哲学、美学に絞って 話を進め...
|3年前 -
”すなまわり” 鶴川健吉著 文芸春秋 筆者の作品は初読み。 他にも作品はあるのかな? 「すなまわり」は元行司だった頃の作者が描く相撲の世界。 体重が軽くて相撲取りにはなれない筆者が行司になったが ナカナカ慣れない様子が良く分かる。 かかとが割れていく描写と、砂風呂のシーンが好み。 「乾燥腕」の方は不快なものを追求しているが 良さがあまり感じられなかった。
|3年前 -
”沈黙のアイドル” 赤川次郎 角川書店 久々の赤川作品。 声優志望18歳の少女がアイドルの声の代役としてスイスへ行き、 とんでもない事件に巻き込まれてしまう。 内容にご都合主義感は拭えない印象はあったが、 読み始めるとかなり一気に読んでいた。 但しミステリーとしては捻りが少なく 赤川作品の中ではレベルが低かったかもしれない。
|3年前 -
”異郷の友人” 上田岳弘著 新潮社 筆者の作品は”ニムロッド”以来2作目。 テレンティウス、ユング、石原莞爾などに生まれ変わりながら、 今回はのんびりと生きたいと考える主人公だが・・・ 新興宗教の教祖、海賊、ハッカー等々 色々な人物達に煩わされながら話は進む。 科学的な知識なども入り混じり、独特の作風を生み出している。
|3年前 -
”女童” 赤松利市著 光文社 筆者の作品は初読み。 精神に問題のある中2の少女が生きていくために 必要なものが欠けた環境を見せつけられる作品。 母親の人間性も医療関係者との巡り合わせも、 学校関係での出会いも全て運がないようで、 彼女の障害以外の要素の不幸が多いように感じた。 また筆者をモデルとした父親は悪くないように見えても 逃避癖や女性関係などは問題だろう。 それにしても担当の心療医はドウシヨ...
|3年前