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俺から見たバレンシア対バルセロナ

第21節、バレンシア対バルセロナです。

 

バルサは、中盤をブスケツ、アルトゥール、デ・ヨングで組みました。

 

一方、パレホがいないバレンシアは中央にコクランとコンドグビアを配置します。

 

前半

バルサはパスを回しますが、バレンシアは自陣に4-4-2の守備ブロックを作り待ち構えます。

 

バレンシアは中央の楔を徹底的に切り、パスを入れさせないディフェンス。バルサは守備ブロックの外でパス回しをすることになります。

 

バルサはボールを奪われた時の守備への切り替えがグラナダ戦よりも遅く感じられ、バレンシアの最終ラインに余裕をもって回されるシーンが見られます。

 

9分、バレンシアの速攻。右から中央、左のガヤに展開し、ガヤがセルジ・ロベルトを抜き去り、ピケに倒され、P.K.を獲得。マキシ・ゴメスがゴール右へ強烈なシュートもテア・シュテーゲンが読み切り完全にセーブ。

 

バレンシアはビッグチャンスをモノにできません。

 

その後もバレンシアはガヤがオーバーラップして受けるとチャンスの気配が漂います。

 

18分、右からフェラン・トーレスが鋭いクロス。ファーサイドのセルジ・ロベルトがヘッドでクリアを試みるも中央に返してしまい、ピケに当たってボールはゴールへ。テア・シュテーゲンがなんとかキャッチします。

 

28分、左サイドからマキシ・ゴメスがカットインから強烈なシュート。テア・シュテーゲンの直前でボールがぶれますが、テア・シュテーゲンは何とかパンチング。バーにはじかれ、ソレールがヘッドで中に折り返し、ガメイロがシュート。テア・シュテーゲンが触り何とか外へ逃れます。

 

30分、ゴール正面でコクランが強烈なミドルシュート。テア・シュテーゲンが止めるも前にこぼれ、ガメイロが詰めようとします。しかし、テア・シュテーゲンがすぐさまキャッチします。

 

前半は、バレンシアがチャンスを作るも0-0で折り返します。

 

後半

45分、ファティが中央でメッシとのワン・ツーで抜けてDFに寄せられる前にシュート。あわてて売ったので体勢が悪く、ボールはゴール左に外れます。

 

47分、右からマキシ・ゴメスがDFとGKの間に鋭いクロス。だれも触れずファーサイドに抜け、ガヤが拾ってクロス。ニアでピケが触りふわりとしたボールがファーサイドへ。フェラン・トーレスがアルバと競り合いつぶれ抜けたボールをマキシ・ゴメスが拾います。マキシ・ゴメスは迷わずシュート。アルバに当たりコースが変わりネットに吸い込まれます。

 

バレンシアが先制します。

 

この1点を機に両チームとも前半より間延びし、スペースが生まれてきます。

 

57分、左サイドでアルバが受けて、中央のビダルがゴール前に突進。DFラインが下がりバイタルエリアが空きます。アルバはそこへグラウンダーのパス。メッシが受けてシュートもガブリエル・パウリスタがブロック。

 

58分、メッシがペナルティエリアの外、中央でボールをカットし、ビダルとワン・ツーで左に抜けてシュート。枠の右へ外れます。

 

67分、左中央のビダルが左に開いたアルバにパス。アルバは寄ってきたメッシにパス。メッシはファーサイドにループシュート。ネットの上に外れます。

 

69分、中央から左に流れたグリーズマンに、アルバがスルーパス。グリーズマンはファーへクロス。メッシが走り込み、フリーでヘディングシュート。枠の右へ外します。

 

72分、ゴール正面左からメッシのフリーキック。ファーサイドを狙いますが、ドメネクがパンチングではじき出します。

 

76分、バレンシアの速攻。右サイドでスローインを受けたロドリゴがキープし中へドリブル。ソレールが中央左からニアへ走り込みます。その動きにセルジ・ロベルトがついていき、ファーサイドのマキシ・ゴメスがフリーになります。ロドリゴはマキシ・ゴメスにラストパス。マキシ・ゴメスは足裏トラップで右足の前にボールをコントロールし、ファーサイドに流し込みます。テア・シュテーゲンはセルジ・ロベルトがブラインドになったため1歩も動けず。

バレンシアが待望の追加点を奪います。

 

80分、バレンシアの左コーナー。中央でガライがブスケツを押し、ブスケツはガブリエル・パウリスタにぶつかり転倒。中央に蹴られたボールにガブリエル・パウリスタがボレーで合わせてゴールネットを揺らしますが、VARが入り、コーナーキックのやり直し。蹴る前の小競り合いと判断されたようです。

 

92分、バルサの速攻。中央左でメッシがビダルとワン・ツーで抜けて角度のないところからシュート。ドメネクがセーブします。

 

試合はそのまま終了。バレンシアガ2-0で勝利しました。

 

気になったプレーヤー

バレンシア

#22マキシ・ゴメス

P.K.を外すも落ち込んだ様子はなく、強烈なシュートを放ち続ける。その結果1ゴール。とオウンゴールの誘発。良いメンタルしています。

 

#6コンドグビア&#17コクラン

この試合のMVP。フェラン・トーレスやソレールと協力してくさびのパスコースをことごとく塞ぐ。バルサが横パスを使うとすぐにポジション修正をしてパスコースを塞ぎにかかる。バルサの選手から見ると、ボール1個分のパスコースはあるけど足を出されたらカットされるから出せない感じだったと思う。

 

#20フェラン・トーレス&#8ソレール

コンドグビアとコクランのフォローに加えてジョルディ・アルバのオーバーラップやセルジ・ロベルトの縦パスのコースを限定するなど、守備のタスクを精力的にこなした。

 

#14ガヤ

タイミングの良いオーバーラップでチャンスを作る。

 

バルセロナ

#10メッシ

ついていない日。結構シュートを打ったが枠の外に外すことが多かった。

 

#17グリーズマン

頑張ってくさびに入ろうとしたが、バレンシアの中盤にパスコースを消され存在感がなかった。

 

#8アルトゥール

パスの受け手を探してドリブルでキープする“らしくない”プレーを見せる。お暗示リズムでパスを回しては読まれるので緩急をつけたい。

 

#21デ・ヨング

楔のパスが持ち味だが、バレンシアの中盤にパスコースを消されてノーインパクト。

 

#22ビダル

途中出場で流れを変える。前線に頻繁に顔を出すことで、前線でグリーズマンと2人でくさびを受けられるようになり、攻撃が活性化。メッシとの相性もいいのでパス交換からチャンスを作る。

 

#31ファティ

サイドに開いてボールを受けるも、すぐにガヤに寄せられてカバーにも入られ、仕掛けることができなかった。

 

#1テア・シュテーゲン

P.K.阻止はお見事。2失点したものの、それ以外のプレーは良かった。

 

総括

バレンシア

ゲームプラン通りの試合展開ができた。中盤の4人が防波堤となりバルサの楔を防ぐ。ボールを戻されても2トップがすぐに追いかけて時間を作り、その間に中盤の選手がポジション修正。1試合を通じて行う集中力はすごいし、チーム全体が高い完成度の守備を見せた。もしパレホが出ていたら、この守備はできなかったかもしれません。怪我の功名と言える部分もありそうです。

 

バルセロナ

バレンシアの守備戦術に思いっきり嵌ってしまいました。バルサが悪かったというよりはバレンシアがとてつもなく良かったといったほうがいい。この試合では、グラナダ戦に比べて前からプレスをかける意識が足りなかった。パスセンスならアルトゥール、デ・ヨングだけど、攻守の切り替えだとビダルとラキティッチのほうが上なのかもしれない。中央を固められた時にサイドをえぐるような攻撃をしたい。しかし監督交代から2週間ではまだそこまでは望めません。今後もこのような戦術でバルサ対策を練ってくるチームが出てくると思うので、対策を練る必要があります。

 

おまけ

実況や解説が、バルサはパスを回しても攻撃が上手くいかない、スアレスの抜けた穴が大きいと言っていましたが、この試合はバレンシアの守備が感動を覚えるほどよかった。スアレスレベルのFWを補強できるのならいいけど、その場しのぎの補強は昨シーズンのボアテングやムリージョのように期待外れの結果に終わるくらいなら下部組織から選手を上げて経験を積ませたほうがチームのためになりそうです。

 

ラウタロ・マルティネスが獲得できるのなら文句はありませんが(笑)

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