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俺から見たスーペル・コパ:バルセロナ対レアル・マドリード

スーペル・コパのクラシコです。

 

バルサは怪我人が大量に戻り、CBアラウホ、CHフレンキー・デ・ヨング、右WGフェラン・トーレスと起用しました。ファティ、ペドリはベンチスタートです。

 

前半

両チーム共に4-3-3で入ります。バルサは前からプレスをかけてボールを奪いに行き、レアルはプレスを回避しようと繋ぎます。

 

一方、バルサがボールを持つと、レアルは守備ブロックを固めて速攻狙い。

 

序盤から激しい主導権争いが繰り広げられます。

 

7分、レアルの速攻。右サイドのアセンシオが左のヴィニシウスにフィード。ヴィニシウスはドリブルで持ち上がり、キープから中央のアセンシオにパス。アセンシオはダイレクトでミドルシュートを放ちますが枠の上。

 

ちょっとレアルが優勢です。

 

10分、ピケが前線にフィード。中央に入ってきたフェラン・トーレスがヘッドで落とし、ルーク・デ・ヨングがトラップからシュート。ミリトンがブロックします。

 

11分、センターライン付近右ハーフスペースからモドリッチがスルーパス。左ハーフスペースからダイアゴナルに走り込んだヴィニシウスが抜け出し、アラウホが追い付く前にシュート。テア・シュテーゲンが正面でキャッチ。

 

18分、バルサのコーナーキックをしのぎクルトワがボールをキャッチ。すぐさま前線にスロー。ベンゼマが左のヴィニシウスに落とし、レアルのロングカウンター。ヴィニシウスがドリブルで持ち上がり、右ハーフスペースのアセンシオにパス。アセンシオはトラップからシュートも枠の上に外します。

 

24分、中盤でボールを受けたブスケツにベンゼマがプレスバック。こぼれたボールをモドリッチがベンゼマにパス。ベンゼマは左ハーフスペースのヴィニシウスにスルーパス。ヴィニシウスは完全にアラウホの裏をとって抜け出し、テア・シュテーゲンと1対1になり、ニアの上にシュートを決めます。

 

レアルが見事なショートカウンターで先制します。

 

レアルがちょっと落ち着いたため、バルサが攻勢に出ます。

 

29分、パスを回してレアルを押し込んだバルサは、左からデンベレがクロス。中央のルーク・デ・ヨングがヘッドで合わせますが、クルトワが正面でキャッチ。

 

31分、ガビが右サイドで1人かわしてタメてから、左ハーフスペースのフレンキー・デ・ヨング、左のデンベレ、オーバーラップしたアルバと繋ぎ、アルバがクロス。ファーサイドでルーク・デ・ヨングがヘッドもクルトワがセーブ。

 

40分、アウベスが右から前線にフィード。フレンキー・デ・ヨングが走り込んでヘッドでサイドに流します。デンベレが受けてサイドをえぐりニアへクロス。ミリトンがクリアするもワンテンポ遅れて入ってきたルーク・デ・ヨングにゴール。

 

バルサが同点に追い付き、そのまま前半は終了しました。

 

後半

バルサはフレンキー・デ・ヨングとフェラン・トーレスに代えてペドリとアブデを投入します。試合の流れを変えるためというよりは、元々ハーフタイムで交代予定だった感じを受けました。

 

46分、レアルのペナルティエリア付近で左のアルバが左ハーフスペースに走り込んだペドリにパス。ペドリはマイナスに戻し、デンベレがシュート。枠の上に外します。

 

48分、ペナルティエリアの外にあるバイタルエリアでペドリが細かくポジションを修正し、デンベレからの縦パスを引き出し、そのままミドルシュート。枠の左に外します。

 

ペドリはバイタルエリアでうろちょろし、マークについたモドリッチのポジションを押し下げたため、バルサのパス回しがスムーズになります。

 

バルサが主導権を握ります。

 

53分、レアルを押し込み、ブスケツが左ハーフスペースをオーバーラップしたアルバにループパス。DFにクリアされるも小さく、クリアボールをデンベレがダイレクトボレー。枠の右に外れます。

 

68分、レアルの速攻。モドリッチが右のロドリゴに展開。ロドリゴはDFとGKの間にクロス。ベンゼマがニアに流れて受けて、一度キープしてから中に持ち出しシュート。左ポストに嫌われます。

 

71分、左からマンディが縦にドリブル突破。アウベスをあっさりかわしてサイドをえぐりニアへマイナスのパス。ベンゼマが受けてシュートもテア・シュテーゲンがファインセーブ。右サイドにこぼれたボールをカルバハルが拾ってクロス。テア・シュテーゲンが足で触りますが、ボールは中央のベンゼマのもとへ。ベンゼマが押し込み、レアルが2-1と勝ち越します。

 

79分、レアルの右コーナーキック。ファーサイドのカゼミロがヘッドもテア・シュテーゲンが正面でキャッチ。

 

82分、バルサが左からショートコーナー。アルバがニアへクロス。走り込んだファティがヘッドでファーサイドに流し込みバルサが同点に追いつきます。

 

2-2で公判が終了し、延長に突入します。

 

97分、デンベレが左サイドからドリブルで仕掛けてボールを奪われ、レアルがロングカウンターを仕掛けます。ハーフウェーライン右ハーフスペースに出たボールにカゼミロが走り込み、アルバが捨て身のスライディングタックル。カゼミロがいち早くボールに触り抜け出します。カゼミロはドリブルでゴールに向かって持ち上がりDFを引き付けて右のロドリゴにパス。ロドリゴはDFを引き付けて中央にパス。走り込んだヴィニシウスはスルー。バルベルデがトラップからシュートを決め、レアルが三度勝ち越しに成功します。

 

100分、左ハーフスペースでニコがDFを1人かわして右ハーフスペースのブスケツにパス。ブスケツはトラップからミドルシュート。クルトワがセーブし、左サイドにこぼれたボールをデンベレが拾って角度のないところからシュート。再びクルトワがセーブします。

 

108分、クロスのこぼれ球をアブデが拾い、カゼミロを抜いてミドルシュート。わずかに枠の左へ外れます。

 

120分、レアルを押し込み、右からデンベレがクロス。ファーサイドのピケがヘッドで折り返し、ファティがオーバーヘッドを狙いますがヒットせず。

 

チャンスを活かせません。

 

その後、ブスケツに渡ったボールにクロースがプレスをかけ、ボールがこぼれます。そのボールをカマヴィンガが拾って左ハーフスペースのベンゼマにスルーパス。ベンゼマはDFラインを抜け出しゴールに向かってドリブル。ニコが追いつきますが、ベンゼマはニコをかわして右ハーフスペースを駆け上がったロドリゴにパス。ロドリゴはテア・シュテーゲンと1対1になり右へシュート。枠を外します。

 

3-2で試合終了。レアルがスーペル・コパの決勝に駒を進めました。

 

気になったプレーヤー

バルセロナ

#16ペドリ

後半から出場。バイタルエリアでボールを受けるべくうろちょろして、マークについたモドリッチを翻弄。その結果、バルサが試合の主導権を奪う。怪我明けとは思えない高パフォーマンスを披露。

 

#17ルーク・デ・ヨング

前線のターゲットマンとして機能。ミリトン、ナチョと駆け引きをして、中盤を助ける。後半戦のキーマンになりそうです。今の状態なら、絶対放出してはいけないと思います。

 

#10ファティ

ペドリ同様、怪我明けで途中出場。得点感覚は素晴らしい!

 

#7デンベレ

サイドの幅を取る役割は出来ていたが、シュートが枠に飛ばない。実況が今シーズンは1ゴールのみと言っていたので、コパ・デル・レイの3部相手に1点のみかな。決勝点wp献上したボールロスト、負傷者の大量復帰を考えると、今後起用される回数は減るかもしれない。

 

#8ダニエウ・アウベス

ヴィニシウスにやられる場面もあったが巧く間合いを取り、ある程度抑えていた。熟練の業です。

 

#18アルバ

サイドだけでなく中央もカバー。チーム戦術の関係で得意のオーバーラップは減ったが、全体の押し上げに貢献。

 

レアル・マドリード

#10モドリッチ

前半は別格の存在感。ボールを奪われないし、巧くサイドに展開し攻撃を活性化。さらにスルーパスを通す。後半、モドリッチがベンチに下がって、『やった、これでバルサが同点ゴールを奪えるかも』と思ったくらい効いていました。この試合のMOMです。

 

#20ヴィニシウス

今シーズン覚醒していると聞いていたが、ドリブルに拘らなくなったことが大きい。以前はボールを足元で受けてドリブルの一択だったが、基本的にアタッキングサードで1対1を仕掛けられる状況でのみドリブル突破を仕掛けるようにチェンジ。モドリッチやクロースのパスを引き出すフリーランニングをマスターし、DFからするととても怖い選手に成長していました。ブラジル代表ならネイマールより、良いと思います。

 

#1クルトワ

2失点したものの安定したパフォーマンスを披露。

 

#9ベンゼマ

ヴィニシウスとの関係がとても良い。ヴィニシウスの成長を感じ、巧い補完関係を築けている。誰と組んでも力を発狂できるベンゼマの凄さを改めて感じた。

 

#11アセンシオ

シュートを枠に飛ばしたい。上に外すとこぼれ球も期待できないから、そこを改善したい。

 

総括

バルセロナ

怪我人(ペドリ、ファティ、フレンキー・デ・ヨング、アラウホ、フェラン・トーレス)が大量に戻ってきて、やっとチームとして試合に臨めた。前半はレアルにペースを握られたが、後半はペドリの活躍もあり、主導権を奪い返した。チームの方向性は定まっているので、チーム戦術に復帰した選手を組み込み、連携を深めていけば"バルサのサッカー"ができるはず。試合結果は残念だったが、今後に大きな期待を抱かせる試合内容だった。

 

レアル・マドリード

しっかり守備ブロックを作って守り、ショート・ロングカウンターを使い分ける。序盤は後ろから繋ごうともしていたし、隙のないチームだった。ここ数年変わらない中盤(モドリッチ、クロース、カゼミロ)は安定感抜群でベンゼマ、ヴィニシウスの攻撃力もある。とても良いチームですが、主力が欠けると明らかにパワーダウンするのが唯一の難点。今から若手(カマヴィンガ、バルベルデ、ロドリゴ、アセンシオ)のレベルアップを図っていきたい。

 

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