ストライカー
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ぽにょん
2020年07月23日 18:21 visibility342
サッカーとは特殊なスポーツで、チームスポーツ
でありながら、他人と同じことを推奨されません。
その最たるものが”ストライカー”という人種です。
今のサッカーは、チーム全体の走力が重要で、
走れるチームが勝ち残る傾向にあります。
1試合のチーム平均は100km以上、1人10km
以上です。
その中でキーパーを除くフィールドプレーヤーの
中で、走行距離が7~8kmってポジションがあります。
もちろん、チームによって違いますが、それでも
極端に走行距離が少ないポジションです。
それが、”ストライカー”ってやつです。
”ルイス・スアレス”・
”クン・アグエロ”・
”マリオ・マンジュキッチ”・
”ロベルト・レヴァンドフスキ”・
”エディン・ジェコ”・
”オリヴィエ・ジルー”・
”ラダメル・ファルカオ”
これらは、ほとんど攻め偏重の選手たちです。
中には、”マンジュキッチ”やレヴァンドフスキ”の
ように、かなり守備に力を費やす選手もいますが
(マンジュキッチはアトレチコで、レヴァンドフスキは
バイエルンで変わりました)、それでも得点チャンスには
100%ゴール前に顔を出し、味方を弾き飛ばしてまで、
自分でゴールを決めます。
当然走行距離も多くはなく、だいたいチーム平均
から10%~20%減です。
守らず、走らない、現代サッカーにおいて、試合に
出られるはずのない選手ですが、それでも高額な移籍金が
設定されています。
それは、なぜか?
単純に”得点感覚”が尋常じゃない。
前出の選手たちは、普通ではありえない得点を決めます。
それは、得点方法だけではなく、勝負所での得点感覚が、
抜群に優れている。
どんなに劣勢でも彼らの1得点で、逆転勝利できる、
勝敗を左右する選手達。
それだけチームメイトや監督などから、
大きく信頼されている存在です。
彼らもその”信頼”をよく理解していて、
得点チャンスには、その信頼に応えるべく選手生命を
掛けて全力で点を取りに行く。
かの神様ジーコにして、
「優秀なディフェンダーは練習で作れるが、ストライカー
だけは天性の才能だ」
と、言わしめる存在です。
もしも、サッカーを見る機会があったら、そのチームの
”ストライカー(センターフォワード)”に注目してみてください。
ただ、彼らはゴールシーン以外ではテレビには
映らないんですけど(笑)
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