「2021ワールドカップモデル」JOMA TOP FLEX

 

昨年リトアニアで行われたフットサルW杯に向けてリリースされた大会モデル。

 

今更ながら入手しましたので早速考察していきたいと思います。

 

 

 

 

 

『JOMA TOP FLEX』
 

スペイン現地でのトップフレックスの販売価格は€60前後(8,000円弱)
 
REBOUNDタイプやエルポソ、インテルといったチーム別注モデルは€70程度の価格設定となっています。
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
JOMAの定番といえばこのトップフレックス。
 
昔から日本国内でも展開されていたので馴染みのある方が多いのではないでしょうか。
 
細かい所以外ほとんど仕様は変わっていないです。
 
 
 

 

 

数年前に国内販売があった際には、トップフレックスの人工皮革タイプもラインナップされていました。
 
その評判が良くなかったせいか、現在では生産自体されていない様です。
 
人工皮革が硬めで、ゴワツキがかなり気になりました。
 
 
耐久性があって幅広設計なので履く人を選ばない特性もあり(蹴りやすさは別)、
 
JOMAはフットサル施設のレンタルシューズとして重宝されていた話もあります。
 
 
 

 

それはさておき、この定番のレザータイプもイマイチ私の足に合わないのは分かっているのですが、

 
みんな(W杯出場選手)履いているから欲しくなったという、単純な理由で入手しました。笑
 
 
 
 
 
大会が終わって4~5か月ほど過ぎましたが、各国のリーグ戦でも未だにこのカラーを着用している選手が多いように感じます。
 
 
 

 

 

日本代表で唯一のJOMA着用者だった逸見勝利ラファエル選手も、このカラーのトップフレックスを着用してワールドカップに出場。

 
現在も所属先ベンフィカの試合で履いています。
 
 
 
 
 
シューレースは付属のものを使ったホワイト派とオレンジ派に分かれています。
 
 
 
 
ホワイトアッパーとソールを含めたビビットなカラーリングの組合せが最高にイカしています。
 
 
 
 
 
 
TOPFLEX、TOPFLEX REBOUND、REGATE、CANCHAの合計4モデルがリトアニアW杯モデルとして、
 
カラーリングを全て統一してリリースされていました。
 
 
 

 

 
きっとコロナ関連で生産が遅れているのだろうとW杯後もずっと発売されるのを待っていましたが、
 
日本へ直接送ってくれるような海外ショップでは取り扱いすら無かったので、今回は少しイレギュラーな方法で入手しました。
 
 
 

 

 

【アッパー素材】

 

アッパー前足部~中足部にはJOMAでお馴染みのPIELを採用。

 

柔軟でやや厚みのあるカーフレザー(牛革)。

 

 

 

ワールドカップモデルだからという理由かは定かではありませんが、

 

通常モデルのアウトサイド部に存在するPIELのロゴやTOP-FLEXという印字はありません。

 

 

 

 

 

スウェード製のトゥーガードが採用されています。

 

 

指先回りのみならず、親指の上の付け根にかけて巻き上げるように補強することで、耐摩擦性を高めています。

 

 

更にトゥー部に樹脂バンパーを採用する事で耐久性を向上させ、トゥーキックも蹴りやすい仕様に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

踵周りにもインドアコートの摩擦に強いスウェード素材が採用されています。

 

TOP-FLEXの刺繍入り。 

 

 

 

 

 

【ライニング素材】

 

踵周りには厚めのメッシュ地のライニングを採用。

靴擦れが生じにくい仕様になっています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

【シュータン】

 

シュータンも厚めのメッシュ素材を採用。中国産。

 

JOMAのサイズは25.5cm=EU40=US7

 

 

 

 

 

【中底】

 

中底には緩衝材等は採用されておらずシンプルな作りです。

 

「2021年8月14日」と印字されています。

 

 

 

 

 

【インソール】

 

表面がメッシュで薄めのシンプルなインソールです。

 

踵部分に「We are FUTSAL」

 

 

 

 

 

【アウトソール】

 

半透明の黄色のクリアソールです。

 

透かしで「We are FUTSAL」のデザイン。

 

 

 

こちらは半透明ですがやっぱりクリアソールが良いですね。
 
見た目が好きなだけでなく、経験上他メーカーのものを含めグリップが良い傾向にあると思います。
 
(NBの初期AUDAZO、ナイキプレミア2サラのクリアソールも同型の他カラーに比べて良く止まると感じました)
 
 
 
 
 
 
素材的に?原材料的に?ゴムが柔らかくなりやすいのが関係しているのでないかと思います。
 
 
インドアシューズのグリップ力の強弱は冬のスタッドレスタイヤと同じ原理で、
 
素材自体のゴムの柔らかさとパターン(溝の配置)の組合せで決まる説が有力だと思っています。(いかに変形して床に引っ掛かるか)
 
 
新品でも経年劣化で硬くなってしまったソール、またはすり減って溝が無くなってしまったソールは勿論滑ります。
 
 
 
 
 
見た目の劣化も早い(変色で黄ばみやすい)、また生産上でのデメリットがあるので売り手泣かせではあると思うのですが、私はクリアソール推しです。
 
変色が目立ちにくい半透明のカラーが良いですね。
 
 
※カラーソール不可の規定がある限りは出回らないと思いますので、日本独自の公式戦規定はそろそろ無くしてもらいたいです。笑
 
 
 

 

 

ミッドソールはREBOUNDタイプの様な分かりやすくフワフワしたものではありません。

 

多少の硬さがあります。

 

 

 

 

定番タイプの右足アウトサイド部とREBOUNDの左足アウトサイド部を並べました。

 

中足~後足部のミッドソールの厚みの違いが分かりやすいです。

 

 

 

 

 

右の定番タイプは踵付近のミッドソールが約1cmなのに対し、左の2層構造REBOUNDタイプは約2cm。

 

2倍もの厚みの違いがあります。

 

 

 

 

 

【足入れ感】

 

いつも通りの25.5cm(EU40)をチョイス。

 

縦には丁度良いサイズ感ですが、やはり幅広で甲高の作りになっています。

 

ソールの厚さ以外はREBOUNDと同じ感覚です。

 

 

 

 

 

指先はキツ過ぎず余り過ぎず、かなり理想のサイズ感です。

 

私がトップフレックスを履くならこのサイズがズバリだとは思うのですが…

 

 

 

 

 

やはり履き心地は独特で、甲の真ん中辺りが浮くのがかなり不思議な感じです。

 

 

 

 

 

縦にはどちらかというとキツめですが、やっぱり横方向と甲高さにはルーズさを感じるので私の足にはあまり合っていないです。

 

 

 

デザインがかなり好みなだけあって非常に惜しい…

 

 

 

 

 

【重量】

 

25.5cm片足で242g。

 

同じサイズのREBOUNDが277gでしたので、35gも定番タイプの方が軽いです。

 

これは意外な結果でした。 

 

 

 

 

 

次回はこの定番タイプとREBOUNDの2足の履き比べという内容で更新したいと思います!!

 

(未だ各施設が使えず活動再開のメドが立っておりません…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではまた後日!!

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