草野球監督をやりたい人へ。

私は草野球の監督をやってたった15年しか経験が無いのですが、この少ない監督経験をここで書いておこうと思います。もし、これを書いたことで、草野球チームの監督をやりたいと思う人が出てきたら嬉しいなと思うことと、自分に対しての備忘録にもなると思い、稚拙な文章ではありますが、気持ちを込めて書いておこうと思います。

 

まず監督になるなら自分を最初に見つめてみましょう。自分の性格、自分が生きてきたうえで、どういう姿勢で生きて来たのか。その理由は、草野球は9人以上いないと試合ができません。その9人を集めた時に、どう感じるかが非常に大きなポイントになると思います。では、どう感じますか?9人以上の人があなたの募集に反応して募ってくれました。その時に、何を感じますかが重要な最初のポイントです。

 

重責に感じる方は、辞めておいた方が良いでしょう。その方は、監督には向いてません。おそらく、何かあればプレッシャーで潰されちゃいます。辞めておくべきでしょう。

 

9人集まったので、なんとか上手に監督として運営管理をして行こうと考える方。長続きしないかもしれませんね。何事に関しても、まだ就任する前の仕事など「うまくやろう」なんて奢った精神でやるような人は、上辺を作ろう傾向があります。簡単に言えば全て「結果オーライ」の人ってことです。9人以上組織にいるってことは、自分の心の中に「信念」が無ければ、上辺で繕って通り抜けることなど到底無理です。10人10色と言います。9人も10人も一緒で、人は一人ひとり個性があり、その個性にも波があり、それらを「うまく切り抜けられる」って思う奢りが一番危険な人間関係問題を招く可能性があります。

 

じゃあ、どういう人が良いのかって思いますよね。まず、最初に9人以上の人間に対して深く考えない人間であれと言いたいですね。人の人数で云々などと考える人がなぜ向いて無いかと言うと、そういう人は人が一人チームを辞めると慌てふためき、自分の責任だと自責の念にかられるわけで、そういう小さなところから運営に関しての自身が無くなる可能性が出てくるわけです。

 

一番監督に向いている人は、野球を愛していると自分自身で思い続けられる人ですね。そして、運営に関しての知識に長け、チーム方針を曲げない信念がある人です。もっと簡単に言うとチーム愛にあふれ、何事にも覚悟をもってやれる人でしょうね。

 

野球チームで「一番やらせてはいけない」のは「派閥をつくる人間の自分勝手」を許さない事です。社会人の集団、とくに日本の組織社会の人間関係においては「自分が自由に動きたい、自分の主張を通らせたい」と言う管理者にとっては「天敵」のような人間が必ずいる。なぜなら、日本社会は「合理主義」ではなく、「根回し」が重要視される「村社会」だからだ。合理社会であれば、理詰めで考えて、個性を尊重し自己の尊重を社会が尊重してくれるのですが、日本では「猿山」のごとく、群れの長を作って、その長の命令を快く受けたがる受け身に徹したがる、それが「楽」だと思っている子分体質のような人たちが山ほどいるのがこの国の人間の特徴なので、気を付けないと、そういう人間たちから足元をすくわれ情報をボス猿に流されてクーデターを起こされると言うこともありえるのです。

 

チームには行ってきた選手が全て良い選手なんてチームはありえません。そんなチームこそ、土台がサビていたり、腐ったりしている可能性が高いかもしれません。チームの中に勘違い野郎は2人くらいは必ずいるでしょう。そういう連中を相手するには、そういう連中に弱みを握られないだけのチームの仕事をやって「言いたいことを言わせない」だけの実績を作ること。それができない人間は監督を自ら立候補することは無理でしょう。楽して管理者の道はありません。何しろメンバーは全員「社会人」です。甘い適当な気持ちで草野球チームをやることは、彼らに対しても失礼であり「裏切り」になります。私の知っているチームの監督でチームメンバーから蹴っ飛ばされて追い出された人間を知っています。彼はグラウンド確保だけはきちんとしていたそうです。しかし、それ以外は何もやらずメンバーに仕事を分担させていて、それがちぐはぐになり最後にはメンバーに不満が噴出し退部へ追い込まれたそうです。監督は「チームの鑑」であるわけで、監督がチームの仕事を全部掌握し、理解できるような人間でなければ、長期間の組織継続など無理です。

 

野球チーム監督になりたい方を応援したいからこそ言う私見です。これが全てとは言いませんし、現役の監督さんで異論がある方もいらっしゃるでしょう。でも、私は間違ったことは書いてません。とにかく、監督さんになりたい人たちへエールを送ります。

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