高知レポートの補足

前回までのレポートに少し漏れがありましたので、追加させていただきます。

野球場の視察、試合観戦以外にもう一つ今回見ておきたかったことがありました。それは高知の町並みです。時間がなく、ほんの40〜50分くらいでしたが、中心部の商店街などを駆け足で見てきました。

タクシーに乗車中、運転手さんといろいろ話もしました。

運転手さんいわく、「高知には大きな地元企業がこれといって無く、産業基盤が弱い。だからもう一つ発展しないし、高知ＦＤなんかも支援スポンサーがなかったので解散寸前だった。」とのこと。そして昨年自分がニュースで観たシャッター通りの商店街の話をすると、「中心部の商店街はまだマシですが、外れだとそんな状態です。やはり高知駅北側に『イオン』が出来てからみんなそっちへ行きますから。市内中心部には駐車スペースがあまりありませんからどうしても車で行動する人は大型ＳＣに流れます。しかし昔からのお店が無くなって、百貨店まで減少していくのも街にとってはどうなんでしょうね。」という答え。

確かに商店街を見回すと、日曜日にも関わらず若い世代の人はあまり見かけず中年〜老人が多かったです。

地方財政、そこに住む地元民の生活、その人たちの土着意識や地元愛、こういうものも地方リーグの今後の発展や野球をはじめとする各種スポーツの裾野の広がりとは無関係ではありえない。今回は時間がなくてほとんどこの点で検証できませんでしたが、今後も考えていきたい問題です。

以上、かなり長いレポートになりましたがお付き合いいただいた方々、評価・コメントをいただいた方々、どうもありがとうございました。また頑張ります。

↑　高知竜馬空港。今回は往復とも空路でした。