冬のソナタ(京浜東北線.ver)

  • spa
    2012年01月18日 09:16 visibility164

けさの通勤時

電車に座っていた私の隣に20代前半くらいのカップルがいた。

どうも二人の様子がおかしい・・・

彼女の方が今にも泣き出しそうな感じで、それを彼氏が必死になだめているように見えた。

まぁ、朝から大変だなと思っていたのですが、途中から二人のやり取りがうっとうしくなってしまいました(苦笑)

聞く耳を立てていると
↑聞いてんのかい!(爆)

どうも彼女の方が仕事か何かで失敗をしてしまったらしく、それを彼氏が励ましている光景は本来微笑ましいはずなのだが、決して空いてはいない車内で二人は周囲の目を気にすることなく、愛のポエムを語り続ける・・・


それはまるで、京浜東北線内で繰り広げられる、二人だけの冬のソナタであった!

チュンサンとユジンに成り切った二人の会話は

チュンサン「大丈夫だよ、僕がついてるから」

ユジン「でも・・・ また何言われるか分からないから」

チュンサン(ユジンの鼻をやさしくつまみながら)「大丈夫だよ、そんな時は僕を思い出して」

ユジン「ありがとう、それで乗り切れそうな気がするわ」
↑本当か?(爆)

その後も彼氏は愛のポエムを奏でながら彼女の頭をなでなでしたり、頬にチュッチュしたり(激爆)

私はあまりこういうの気にならない方なんですが、さすがに今回のは見てて鳥肌が立ちました(笑)

静かな車内で二人のポエムを聞かされ続けていた乗客は一様に咳払いしたり、ため息ついたり、二人に、気づけよ!と言わんばかりのアピ-ルをしていましたが、チュンサンとユジンはまったく気づく事は無く、手を握り合い、肩を寄せ合い、顔と顔をくっつけ合っていた・・・

傍観者となった通勤中の乗客たちは、会社に向かう足取りがさらに重くなってしまったことと思います。

新橋駅で先にチュンサンが一人で降りるようで

チュンサン「じゃあ、僕降りちゃうけど大丈夫だよね?」

ユジン「自信ないけど・・・ 大丈夫」

隣にいた私も

きっと大丈夫だ

と思いました(爆)

京浜東北線の扉が閉まると座ってる彼女の背後に回り、窓越しに手の平を合わせる二人・・・

ここでも鳥肌が立ち過ぎて私は身震いしました(笑)

電車が発射、いや発車すると、一人残された彼女はすぐに携帯を取り出した。

愛の詞をチュンサンに贈るのだろうか・・・

ほどなく、電車が有楽町駅に着くと彼女は席を立った。

なんだ、一駅かい!

と私は心で突っ込んだ(笑)

もう二度と見たくない冬のソナタ・・・











spa










































































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