相川くん

おはようございます


今日は金曜日ですが、なかなかspartが利かないspankyです(爆)


さて


ちょっと思ったことを書いていいですか？


一人の選手を挙げて僕のスワローズ愛をたっぷり語りたいと思います(笑)


野球好きな方なら誰でも御存じでしょうが、東京ヤクルトスワローズに相川亮二というキャッチャーがいます。


横浜ベイスターズからＦＡでメジャーリーグ移籍を目論むも思うようなオファーが来ず、相川獲得を目指していたスワローズのラブコールに応える形で08年に入団してきました。

ちなみにＦＡといえば、それまで選手を獲られる一方だったスワローズが初めてＦＡで獲得した選手が相川でした。


それまでのスワローズは偉大なる名捕手・古田敦也の後を継ぐキャッチャーがなかなか現れず、米野・福川・川本といった若いキャッチャーに幾度もチャンスが与えられたものの、いずれも活かすことが出来ず正捕手不在の状況が何年も続いていました。


そんな状況では当然チーム成績も奮わず、前年の07年には実に20年ぶりのリーグ最下位に終わるなど低迷を極めている中で、経験のある相川の加入はまさにピンポイント補強ではありました。


ただ、それまで相川が在籍していたベイスターズにスワローズはよく勝っていたので、当時、相川の実力を疑っている自分もいましたけど(苦笑)


そんな相川を正捕手として迎えた08年、スワローズは球団史上初のクライマックスシリーズ出場を果たすなど躍進。


もちろん相川が入っただけでクライマックスに行けた訳ではありませんが


「相川さんと組むようになって投球の幅が広がった」(石川)


「相川さんと組むとピッチングが楽しい」(館山)


「相川がいなかったら勝ちと負けの数字が逆になってる」(宮本)


との言葉が語るとおり、誰がどう思おうと相川効果というのは確実にあったと思います。


以後の相川は故障がちなシーズンを送っているものの、ここぞの場面での存在感はまだまだ健在で衰えのようなものは未だに感じない。


もちろん相川もミスをするし、相川で負けた試合もあるけど、トータルで考えれば相川のＦＡ獲得は大正解だったと僕は思います。
↑翌年の藤本敦士獲得は微妙ですが…


スワローズ球団史上最高のキャッチャーは古田であることは間違いないですが、では二番目は誰かと挙げれば、それは大矢明彦でも八重樫幸雄でもなく僕なら相川の名を挙げます。


これだけ相川に賛辞を並べましたが…


僕は別に相川個人のファンという訳ではなく、ファンというより感謝の念を持っているのです。


それは


スワローズを弱体チームから強豪チームへ変貌させてくれた古田敦也に


幾度のピンチを切り抜けてスワローズを勝利に導いてくれた高津臣吾に


そして現役選手では、長年に渡ってスワローズを支えてくれている宮本慎也や


スワローズで100勝以上も挙げてくれた小さな左腕・石川雅規


スワローズファンとして彼らに感謝しているのと同じように、弱体化しかかっていたスワローズを救ってくれた相川亮二という選手に僕は感謝の念を持っているのです。


あるラボ友さんの日記で相川を「バカキャッチャー」と書いてる日記がありました。


バカという表現の仕方は残念ですが、人それぞれ考え方や感じ方も違うので、その方が相川をそう思うことに対しては別に何とも思いません。


ですが、今年はなかなか投打が噛み合わずにリーグ最下位を突っ走るスワローズが、ここから逆襲を演じてクライマックスシリーズに進む為には絶対に相川という存在が必要だと僕は考えます。


ケガから戦線復帰したばかりの相川が、この先も離脱することなくフルに一軍にいれる状態ならば、必ずやスワローズをクライマックスシリーズ出場へと導いてくれるでしょうし
逆に再び故障して相川が戦線離脱するようだとちょっと厳しいかなと感じています。


交流戦が終わって間延びしたこの一週間、長かったですね…(苦笑)


何はともあれ今日から再開されるペナントレース、また楽しみたいと思います。

















spa