チャレンジ

  • spa
    2016年12月29日 10:24 visibility196

こんにちは、spaです。


さて今回は、少年野球でクラスが上がった次男(小4)のその後を書きたいと思います。


10月、Cクラス(小1~4)の最後の大会だった読売杯を制し、次男を含めたチームの4年生達はCクラスを卒業し、Bクラス(小5・6)に上がって既に練習に合流しています。現6年生は既にAクラス(中学生)に上がっており、Bクラスは現5年生の7人と、次男ら現4年生11人の計18人で元気に活動しています。


Cクラス時代の次男はキャプテンだったし、替えの利かないキャッチャーだった事もあり、また人数的にも競争率も低かったのでほとんど無条件で試合に出れていました。しかしながら新Bクラスは5年生が7人いる為、普通に考えればスタメン枠は2つ。次男ら11人の4年生達はその2つの枠に誰がどう食い込むか、それか5年生を抜いてスタメン枠をどう増やすのか。皆、仲良く野球をやってますが、内心はライバル意識も持って野球をやっていると思います。Cクラスとは監督・コーチも全員違うので、皆、横一線からのスタートです。


今年1年、次男がやってきたキャッチャーは、現5年生で巧い子がいるのと、実は意外と大雑把でキャッチャーに向かない次男のプレイも監督に見抜かれ(笑)
今のところ、次男はサード・ショートあたりを任されています。僕も一応コーチなのでチーム練習も見ていますが、次男の内野手としての能力はそんなに高くない気がしてならない(苦笑)


捕球に関しては器用な面もあるのでそれはいいんですけど、スローイングがなってない。獲ってから一塁への送球が今の課題ですかね・・・


BクラスはCクラスに比べて塁間が延びる為、次男だけじゃないですけど4年生達はまだ距離感にも戸惑っている様子。セカンドはファーストへの距離が無く送球に不安も無いので、次男の本心はセカンドをやりたいみたいですが、監督としてはセカンドは他の4年生を考えてる様です。


僕としてはもちろん次男を中心に見てやりたい気持ちはありますが、チームのコーチでもある以上、次男ばかりを見る訳にはいきません。むしろチームの練習時には、僕はあまり次男の近くにはいないようにしてます。次男を含めたレギュラー当落線上にいる子達は監督とヘッドコーチに任せて、僕は何をしてるかというと、明らかに力の劣る4年生達数人を中心に教えています。大体5人くらいでしょうか?


この5人は正直、5年生や4年生の上位の子達に比べると力が劣り、今のままだと来年は、練習試合はともかく、公式戦では出番の無い1年になってしまいそうな子達です。


監督もそこは気にしてて
(その子達が)試合に出れなくてやる気を無くさないといいんですがと心配していましたので、ならばと、僕がその控えの子達を中心に教えますと名乗り出てみました。


確かに練習ばかりで試合に出れなければ楽しさは半減してしまうだろうし、どうせ自分は試合に出れないからと、気持ちが後ろ向きになってしまってる子も中にはいます。しかし僕も今年1年間、彼らと一緒にやってきて、とてもいい思い出と感動を貰いました。来年、ツラい1年になるかも知れない彼らに、今度はこっちがお返ししてあげたいと思う気持ちもありますね。


目標としては、すぐには無理かも知れないけど、彼らの層を底上げしてレギュラー陣を脅かすところまでは持っていきたい。ひいてはそれがチーム全体の実力アップにも繋がる訳ですし。それに、逆にいうと彼らには1年間じっくりと力を蓄える時間があるという事。他の子が出来ない様な事にもチャレンジさせてあげたいと思ってます。


例えば、今年Cクラスで下位打線を打ってたA君。このA君は身体も小さく、球への反応も良くない。今年、年間20試合以上やった試合にほとんどフルに出てましたが、A君が打ったヒットは年間で僅かに1本。守備も含め、お世辞にも野球が巧いとは言えない子です。ですが足が速く、バットに当てて転がしさえすれば出塁の期待が持てる。右打ちのA君はスイングも弱く、振り遅れ傾向。これを左打ちにしてみたらどうか?とA君に左でバットを振らせてみたんです。


すると


右だとどうしても肩が開いてしまうA君のスイングが、左だと肩も開かずコンパクトに振れるじゃないですか。もちろん下半身の使い方はまだまだですけど、練習を重ねればいい左バッターになれるかもと思ったので、本人に、左バッターに転向してみようか?と打診したら、A君も、やってみたいと。


すぐに結果を求められるレギュラー陣ならこんな冒険は出来ないのですが、試合に出れない可能性の高い子達にも、こうして新たなチャレンジをしながら野球に取り組む1年にしてあげたいなと思ってます。


ちなみに、先日の実戦形式のシート打撃で、このA君が5年生のエース君から左打席で鮮やかな流し打ちでレフト前に1本打ちました。おとなしい子なんですけど、はにかんで一塁ベース上で僕に手を振ってました(笑)


よしよし、このまま次男も追い抜いて試合出ちゃえよ!(笑)


触発されたのか、家に帰ったら次男が


「オレも左打ちやりたい!」


と、僕に直訴してきました(笑)


確かに次男は左でもいいスイングをするので、Cクラス時代の監督さんも次男を左打ちにしようとした事もあったんですけど・・・


まぁ、いろんな事にチャレンジはさせてあげたいので首脳陣と応相談ですかね(笑)
























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