KAZUYA TAKAHASHI (ex 男闘呼組)

 

KAZUYA～！

 

 

男闘呼組のベース＆ボーカル。

男闘呼組はジャニーズ事務所にいながらも、俺達はアイドルじゃねえ！といって、いつも不機嫌な態度を取っていた。その際たるメンバーがこの高橋和也(一也)だったと思う。

ライブ中、客席からペンライトが揺れると演奏を止め、それ(ペンライト)やめてくれ、とよく言っていたらしい。

 

 

昔、道玄坂で一人、和也が路上ライブをやってるのを偶然見た事がある。曲がりなりにも現役のジャニーズのタレントでありながら、それは一種異様な雰囲気でアコギを鳴らして歌う和也を皆、遠くから見ていた様な・・・

 

 

彼の曲は主張が強く、それが男闘呼組のファンに受け入れられていたかというと微妙だったが、おそらく本人はそんな事など考えても無かったのだろう。男闘呼組では器用にいろんなタイプの曲を作るのが昭次で、独特の世界観でアンダーグラウンドな曲を書くのが健一。和也は、もっとはちゃめちゃで勢いそのままに何でもありの曲を作っていた。特に5枚目以降はそれがさらに顕著に表れて、男闘呼組ファンに受け入れられてたかは微妙だった(苦笑)

ただ、そんな中でも、ANGELやインディアンの丘で、の様な名曲を産んだりと、どんな歌でもしっかり歌える歌唱力はデビュー時からかなり高かった。

 

 

男闘呼組解散の原因は和也の素行の悪さや薬物疑惑と言われていたが、解散後も役者としても順調に活躍している今の和也を見ると、おそらくそれらの噂は濡れ衣だったのか、または相当、ジャニーズの幹部と合わなかったのかなと想像してしまう(苦笑)

 

 

男闘呼組解散後は、遠藤ミチロウやナポレオン山岸の様な本格派とバンドを組んだり、数々のバンドを経験した。

 

 

また、こんな事もあった。

 

 

渋谷にある東と西の名前がついてるライブハウスで和也バンドがライブやってるのを観に行った。その時、どっちが東で西かは忘れたか、ちょうど道を挟んだ向かいのライブハウスでライブをやってるバンドの事を和也が言った。

 

 

｢今さ、ちょうど偶然、目の前のライブハウスでかわいいロックバンドがライブやってるけどさ。おんなじ日にやるなんて・・・嫌な奴ら｣

 

 

そう言ったら、バンドのメンバーだったヒラポンと田中厚が大ウケしてました。

 

 

しかし、すかさず

 

 

｢うそうそ。でも皆もさ、俺の事は気にしないで笑  あいつらも応援してやってよ。一生懸命だしさ、あいつら｣

 

 

そういって、当時、デビューして間もないTOKIOの事をMCで話してました。和也優しい～って思いましたよ(笑)

 

 

今は役者活動メインでやってるようですが、またバンドやって欲しいな～

きっと和也はもっとブルースとかカントリーミュージックをやりたいのかな？

お父さんもカントリーの店やってらっしゃるし。でも、やっぱり和也はロックが似合うと思うし、ファンが望んでるのもロックをやってる和也な気がする。

 

 

ジャニーズ離脱者の中でも数少ない成功者だと思う。これからも渋い演技とたまのシャウト！を期待してます！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上