村田諒太に国民栄誉賞を!

  • spa
    2017年10月23日 19:07 visibility566

こんばんは、spaです。

 

 

昨日は台風の中、衆議院選の投票に行って来ましたよ。毎回行ってる訳でもないし、昨日も天気悪かったのでどうしようかなと思ったのですが、嫁が投票に行くと言うのでエスコートがてら行って来たという(笑)

 

 

まぁ、選挙関連の事を個人的な感想で書くといろいろあるので最小限に留めますけど、皆さん森〇問題とか加〇学園問題とかを忘れちゃったんでしょうか?

誰かさんの「排除」発言をメディアが面白ろおかしく報道して有権者の支持が離れたというけど、そんな事よりこっちの方がよっぽどタチ悪いと思うんですけどね・・・

 

 

そんな選挙日当日。各局が選挙特番をやる中、唯一、フジテレビがボクシングの生中継を。さすがフジテレビ!勇気ありますね(笑)

 

 

アッサン・エンダムと村田諒太のリターンマッチ。選挙に興味ない人の数も反映されていたのでしょうが、平均視聴率20%越えは凄い。試合も両者共に完全決着を望んでいたのか、前回より早い段階で至近距離で強打を打ち合う展開になりました。

 

 

前回の対戦は確かに僕も村田が勝ったかなとは思いました。ただ、絶対に村田の勝ちだと言うには村田の攻めが足りなかった。エンダムが粘っていたので、エンダムにポイントをつけるジャッジがいたとしてもおかしくはないかなという内容だったと思います。それで、今回も前回同様、接戦になりそうだと予想してました。少なくとも世間で言われてる程、村田が圧倒的有利だとは僕は思っていませんでした。それでもどっちが勝つかと言われれば村田だとは思ってましたが、いずれにしても接戦にはなると。

 

 

前回は序盤、慎重に行き過ぎた村田が今回は1Rから強打を振るって行った。エンダムとの距離感やパンチの感覚が身体に残っていたのでしょうか。エンダムも村田が打ってくる所にパンチを合わせていたし、何度か危ないタイミングでエンダムのパンチが村田を捉えかけていた。村田もエンダムもガードが堅く、ガードしながら空いてる方でパンチを振るっていたが、二人共アッパーを狙ってましたね。アッパーは相手のガードを割るには有効なパンチですが、アッパーを打つ際はこっちのガードも開くので、巧いボクサーは相手にアッパーを打たせておいて、その空いた所にパンチをねじ込むんです。エンダムもそれを狙ってましたし、村田も狙ってました。どっちが先に当たるかなと思ってましたが、もう1つのキーパンチが村田の左ボディーでした。この左ボディーをフックで脇腹に打ったり、アッパーでみぞおちを打ったり、ボディーブローでエンダムを消耗させていく事に成功しましたね。5Rあたりでエンダムに逆転する力は無くなって来たなと思いました。

 

 

そして7R終了時にエンダムがギブアップ。もうやりたくない、無理だと、相手の心すら折った、村田の完勝、完全決着です。

 

 

これまで海外では何人かいますが、オリンピックで金メダルを獲り、プロに転向してプロでも世界チャンピオンに。しかも日本人には無理だと言われていたミドル級で・・・

 

 

こんなボクサー、日本ではもう100年は出て来ない。22年前に竹原慎二がミドル級で世界チャンピオンになりましたが、竹原より村田の方が強いですよ。僕はそう思います。

 

 

この先、村田がこのタイトルを何度防衛出来るか分かりません。もしかしたら初防衛戦に失敗して短命王者になるかも知れません、それほど世界のミドル級の層は厚いですから。ですけど仮にそうなったとしても、村田の今回の偉業は色褪せない。日本ボクシング界に永久に残る快挙です。

 

 

国民栄誉賞ものですよ、ホントに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

spa

 

 

 

 

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