新居浜商業🆚上尾髙校
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篠山鳳明
2024年06月16日 02:10 visibility538
以前
高校野球と言うものをかなり良く見ていたが、最近では余り見なくなった。
何故なんだろうと考えて見たときに
単純に仕事が忙しくて見れない。
もしくは、
高校野球自体が面白味に欠けて来たからではないか?と思っている。
しかし、それはあくまでも、見る側の理屈であって高校生はいつの時代も仲間と勝つために、一日でも長く野球をやるために一生懸命戦っているのである。
以前、甲子園を見いて凄く感じる試合が有った。
それは1975年の第57回全国高校野球選手権大会の準決勝の新居浜商業🆚上尾髙校戦である。
この試合は、
新居浜商業は決勝戦を見据えたのか?エース村上ではなく、片岡を先発に据えた。
一方上尾は絶対的エースの今。
初回、上尾が制球の定まらない片岡を攻めて四球絡みで3点を先取。優勝候補の東海大相模を破って来た勢いが残っていた。
上尾の今投手はカーブのきれきれで5回まで新居浜商業を2安打に抑えていた。
ただ6回新居浜商業の攻撃時に、雨が降り出しと同時に新居浜商業の打線が傘に掛かって、今を捉えて来る。
怒涛の6連打の打者1巡で5点を取って逆転。
6回裏新居浜商業が守備につく頃には、雨も上がり甲子園は華麗な夕陽に赤く染まる。
そんな中上尾の4番中村の意地の一打がレフトスタンドへカクテル光線に照らされながら飛込み一点差。
しかし、8回表こちらも負けじと、新居浜商業の風貌が野武士の竹場が今の初球を捉えてレフトスタンドへまたしても2点差の本塁打を放った。
上尾も8回裏塚原、樋口の安打で1点を返したが、上尾の粘りもここまでだった。
この試合は、雨の降るタイミングが勝敗を左右したと思っているが、それも運、あやの一つそれがほんの1ミリ〜2ミリ程新居浜商業に寄っていただけなのである。
決勝戦は習志野🆚新居浜商業戦は下山田の一打でサヨナラ決着で有ったが、私は個人的にはこの試合の方が印象的に残っているし、今でも脳裏に場面場面のシチュエーションが焼き付いてる。
追伸→文章構成上敬称は略させて頂きます。
- 事務局に通報しました。
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