いにしえの野球人に想いを馳せる。
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篠山鳳明
2024年10月20日 22:19 visibility115
第14回全国中等学校優勝野球大会は、1928年(昭和3年)
8月12日から8月22日まで兵庫県武庫郡鳴尾村(現在の西宮市)
の甲子園大運動場で実施された全国中等学校優勝野球大会である。
優勝は甲信越代表の松本商業(2年連続5回目)であった。
その松本商業の戦い振りは以下の通りで有る。
松本商(5) 優勝
○3-2 広陵中
○4-3 鹿児島商
○5-0 愛知商
○3-0 高松中
○3-1 平安中
エースの中島治康の力投、それに打線が的確に応え、勝ち取った栄冠であった。
この大会は、私が大好きな福岡中学(岩手県)が初出場した記念すべき大会でも有る。
福岡中学の陣馬台熱球史の歴史はここから始まったのだ。
福岡中学は初戦桐生中学を4−1と破ったが、次戦高松中学に延長の末0-1と惜敗した。
この時高松中学には三原脩がいた。福岡中学の戸来→村田のバッテリーは甲子園で初めて敬遠という策を使った。
この大会は後の野球界で活躍する選手が多数出場した大会でもあった。
村田栄三(福岡中)
鈴木銀之助(福岡中)
西池秀豪(早稲田実)
星野正男(早稲田実)
高橋輝彦(神奈川商工)
小林利蔵(敦賀商)
小島利男(愛知商)
島本義文(和歌山中)
川村徳久(甲陽中)
渡辺敏夫(甲陽中)
藤田宗一(甲陽中)
千谷七郎(鳥取一中)
八十川胖(広陵中)
小川年安(広陵中)
中尾長(広陵中)
梶原英夫(高松中)
三原修(高松中)
※上記は敬称を略させて頂きます。
また八戸中学の背番号1大下投手と記載があるが、これがあの大下常吉さんだと思う。
昭和3年と言うと、今から96年前丁度、盛岡の街で「野球そば」を売り出した頃であろうか?
参考→昭和3年アサヒスポーツ 甲子園大会號。
参考→直利庵の野球そばのURL
https://www.iwate-np.co.jp/page/baseballsoba
- 事務局に通報しました。
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