高校野球長野県秋季大会 その1

  • Mr.black
    2011年09月21日 10:54 visibility3183

18日にBCリーグを観戦。その夜は篠ノ井で宿泊し、翌朝再びオリンピックスタジアムへ向かいました。

 


この日は高校野球長野県大会の北信支部大会最終日でした。

長野県は広大な面積なので北信・中信・東信・南信と4地区に分けてあり、各支部の上位4校が県大会に進むという方式でした。


この最終日はまず第一試合で3位決定戦、「松代ー長野日大」が行われました。

どちらも甲子園出場歴がある強豪。

 


3塁側: 長野日大

日大系列校お馴染みの胸に「NIHON」のロゴ。

 


応援の父母会も日大のスクールカラーであるピンクのメガホンを持っています。

 


1塁側: 松代高校

胸に漢字で「松代」。公立です。

 


松代は全てオレンジで統一されていました。父母会は全員オレンジのお揃いのTシャツにオレンジのメガホンでした。

ところで横断幕の左側、戦国ファンであればご存じですね。校章ではなく真田の家紋「六文銭」です。

真田というと真田幸村が有名ですが、一族を最後まで守り抜いたのはその兄・信之でした。真田信之は当初長野県の上田に居城を構えていましたが、のちに松代へ転封。明治時代まで真田は松代に居ました。



松代のストッキングは白地に濃紺の6本ライン。これは真田の六文銭を意識して6本にしていると聞いた記憶があります。ストッキングのデザインには意味を持たせている学校がよくあります。

 


試合は乱打戦になりました。松代の投手が乱調。四死球やワイルドピッチが頻発。

おまけに投球フォームを研究されていたようで初回から日大が走りまくりました。


これで焦ったキャッチャーがパスボールや悪送球を何度もやらかしてしまい、バッテリーミスでどんどん無駄な失点を重ねました。途中からはこれにつられたか野手のまずい守備も続き、立て直せないまま14失点で敗れました。

 


一方の長野日大もエースを温存していたため控え投手が継投しましたが、こちらも乱調。

得点した後失点するという最悪のパターン。一時は9-8まで迫られ、やむなく最後はエース投入。何とかしのいで勝ちました。(写真は先発の控え投手。背番号は10でした。)

 


乱戦を物語るスコアボード。

どちらのチームにも反省が残る試合でした。試合時間も高校野球としては異例の長さ。2時間50分近くかかりました。これが個人的には次の試合に影響しました。(涙)

 


試合終了後には3位と4位の表彰式が行われました。これは3位の日大高。

 


こちらは4位の松代。

県大会での健闘を祈ります。まず乱れた守りの鍛えなおしからですね。

 


松代は帽子は濃紺ですがヘルメットは白。(日大はどちらも濃紺)

このパターンを見るとつい箕島を思い出してしまいます。

 


ピンボケですが、長野日大の校章。桜がお馴染みですね。

長くなりましたので第二試合「長野ー飯山北戦」は次回で。 

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