敗者復活戦・その2

  • Mr.black
    2013年08月28日 09:43 visibility1016

前回の続きです。

兵庫県秋季大会神戸地区敗者復活戦の第二試合は「科学技術ー神戸北戦」でした。

 

 

1塁側:科学技術高校。市立校。

開校が2004年とまだ非常に歴史の浅い学校です。校名から特殊な学校と思いがちですが、どうやら工業高校のようです。

白ユニにブルー基調。

胸には「KAGIKO」と略称でマークが入っています。

 

個人的には科学技術高校というと科学技術川崎高校を思い出します。

↑マニアックな話ですが、昔定時制の軟式野球で絶対王者だった学校です。

(1980年代の10年間で5回優勝。)

 

 

 

3塁側:神戸北高校。県立校。

アイボリーユニに濃紺基調。

マークは二段で「KOBE KITAKO」。

ユニフォームのデザイン、マークの字体と配列、全てPL学園にそっくりです。

 

 

 

 

先手を取ったのは神戸北。写真の科技高先発の立ち上がりを捉えて2点先制。

科技高は大事な場面で守備が乱れたのが痛かったです。

 

 

神戸北の投手は逆に立ち上がりから無難な投球。巧みに打ち取り相手に付け入る隙を与えませんでした。

秋季大会の特徴としては新チームになって日が浅い為、守備及び連係が不安定になるケースが多く見られます。

そこで投手の役割が大きくなりますね。投手が守備の乱れなどでペースを崩すとあっという間に大量失点でコールド負けになる可能性が高いです。

 

 

 

科技高は中盤で継投に入りました。しかしこれが失敗。6-0とリードを広げられます。

打線も神戸北の投手を捉えられずそのまま敗戦。同校はここで秋の大会が終わりました。

しかしスタンドにいる控え部員の数はかなり多かったので部活動が盛んな学校なのかもしれません。もしかしたら将来強化が進んで強豪校を脅かす存在になる?

 

 

秋のこの段階としてはかなり多い科技高の部員。

 

逆に神戸北のスタンドには9人しかいませんでした。普通の公立校だとだいたいそんなものですね。

勝利した神戸北は次に進めます。でもあと2回勝たないと県大会には行けません。兵庫は学校数が多く、また私学強豪校がたくさんありますので勝ち上がるのは大変です。果たしてどこまで行けるでしょうか?

 

 

ところでこれは第一試合の挨拶の様子。

先日の伊丹の試合でもそうだったのですが、正規の審判は主審一名しかいません。

あとの塁審は全て各学校から選手が出されています。際どいプレーや複雑なルール解釈のケースでは大丈夫なんですかね?練習試合ならばともかく公式戦なのでちょっと気になりました。いざという時は主審に全権が行くのかもしれませんが。

 

大阪の秋季大会は基本的に土日祝しか試合がありません。なので今までほとんど見ていません。ネットの普及のお蔭で以前は知ることが出来なかった他県の予選情報が掴めるようになりました。

平日に行われる秋季大会がどこかであればまた出没したいものです。

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