本拠地として復活 (神戸サブ球場)
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Mr.black
2013年08月29日 11:33 visibility2332
オリックス二軍の本拠地「神戸総合運動公園サブ球場」。
GS神戸(ほっともっとフィールド)の第二球場ですがこちらはネーミングライツが導入されず名称はそのまま。通常は「神戸サブ球場」と呼ばれます。
オリックスが西宮から神戸に移転する時二軍の本拠地球場として作られたのですが、2000年頃からウェスタンリーグの試合は北神戸の「あじさいスタジアム」にシフトしました。この「あじさい」が本拠地の時期、神戸サブ球場は主に練習用グランドとしての利用に留まっていたようです。
しかし近年再びウェスタンリーグ公式戦がサブ球場で開催されるようになりました。現時点ではあじさいスタジアムとの併用ですが、サブ球場が二軍本拠地として復活したのは間違いありません。
個人的な推測ですが、あじさいスタジアムの公共交通機関でのアクセスが悪かったのが要因ではないかと思っています。私自身神戸サブ球場は自宅から遠いわりには苦も無く行けますが、あじさいスタジアムは気合を入れないとなかなか行けません。
すぐそばを道路が通っている為、高い防球ネットが設置されています。
パッと見は打ちっ放しゴルフ場みたいですね。
サブ球場を二軍本拠地として復活させる前準備だったのかもしれません。
2009年には人工芝が張り替えられました。
内野クレー、外野とファールゾーンが人工芝のグランド。
両翼99,1m、センター122m、とグランドの広さはメインのGS神戸(開場時)と同じにしてあります。これはいかにも二軍の球場という設計ですね。
改修は人工芝張り替えだけではありません。
スタンドとスコアボードも2010年に改修工事が行われました。
写真の赤で囲んだ部分は昔のままのスタンド。(座席は長イス)
しかし1塁側と3塁側のスタンドは変わりました。以前この場所は芝生席でした。ところがこの芝生席、傾斜がほとんどなく、前に人が座ると非常に視界が悪くなる見づらい構造でした。
それをこのように長イスで傾斜がちゃんとあるスタンドに造り直されました。
これにより座りやすく、かつ見やすくなりました。
(なお、1塁側スタンドは3塁側に比べてやや小さいです。敷地の問題ですね。)
ただフェンスが元々高く、更に上にネットが継ぎ足してあるのでスタンドの上段に行かないと視界が悪いですがね。(苦笑)
せめて上のネットだけでも撤去してほしいのですが。
スコアボードはこのようになりました。
形は一緒で表示部が変更。
以前は得点部が磁気反転式、メンバー表示部がパネルはめ込みだったのが全てLED表示になりました。ただし太陽光の加減でオレンジの表示が見づらいことがありました。
ブルペンは以前と同じ位置。(ベンチ横~ポールまでの間にフェンスで区切られて設置)
このスタイルが個人的な理想です。
座席の増設で収容は1,000人にアップ。
以前女子プロ野球公式戦の開催予定地になっていましたが、当時の収容が700人程度ということで安全面が問題視されて会場変更となったことがある神戸サブ球場。
これで名誉挽回になるでしょうか?
道路を挟んで南にあるメイン球場、ほっともっとフィールド。
この名称になってからはまだ一度も行っていません。
内野天然芝の美しいスタジアム。いつかまた再訪するつもりです。
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