ボレー
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マル
2010年09月25日 00:10 visibility386
最近絶不調なボレーですが、
実はかなり好きなショットだったりします。
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まず、ボレーの何が良いかというと、
ひとえに、
「相手の時間を奪える」
ショットである点です。
するするっとネットに出て行って、
相手が追いつけないところにボールを置いてやる。
その絶対的優位がたまりません(ドS
テニスは基本的に相手の時間を奪うスポーツですから、
その点、ボレーは非常に強力な武器になります。
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その一方で、ボレーの技術は非常に説明しがたい面があります。
雑誌の技術特集でも「?」というようなものが非常に多く、
私の個人的体験としては、その通りに打って上手く言ったためしはないと思います。
おそらく、なのですが、その理由は
�「タッチ」という言葉に表されるように、「感覚」で打つショットであること
�プレーヤーのグリップ・手首の角度等に癖があり、一般論が通用しづらいこと
�ストローク以上にラケットやガットの性能により大きく左右されるショットであり、
普遍的なことが言いづらいこと
�相手の打球をダイレクトに打つため、相手の球質・スピードに左右されやすく、
「言われたとおりに打っても上手く飛ばない」ことが多いこと
あたりにあると思います。
なので、スクールでやるように
「スプリットステップ →ワン(軸足とラケットをセット) →ツー(踏み込み)」
とやってみたところで、思ったように飛ばない、という現象が生じるのだと思います。
また、
�クリーンヒットしたボレーよりも、ガシャったボレーの方がポイントに結びつきやすい
ので、ボレーの技術はまぁ適当で…となりがちなのではないでしょうか。
えぇ、もちろん自分のことです(^^;
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しかし、敢えて無理に「クラシカルなボレー」の技術を説明するとすれば、
「グリップはコンチネンタル、
手首はラケットと120度の角度を保ちつつ、
手の甲の方に曲げ過ぎず、肘→手首の延長線上にラケットがくるように、
打点は、フォアは右肩と左肩の間、バックは右肩のやや前か同じくらい、
スイングはほぼ無しに等しく、打点のやや上にラケットをセット、
打つ瞬間はしっかりグリップを握って、
顔の角度は、フォアが右耳を右肩に近付けて、バックが左耳を左肩に近付けて、
軸足に乗せた体重を、腰で運ぶようにしてステップインしながら打つ」
…といったものになるでしょうか。
もちろん、現代のボレーは打点が前になり、
それに伴って手首の角度が大きく手の甲側に曲げる(ただしバックはさほど変わらない)ようになっていますが、
それ以外は大体同じだと思います。
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…と、ここまで判っているのですが、
肝心の「自分への処方箋」が見つかりません。
どうも思ったところに飛ばないというか、
飛ばそうとしてミスするというか、
悪循環に陥っている気がします。
私の今のラケット、MGプレステージプロは、
やや打感が固く、
重いため、操作性がやや悪いです。
また、ラケットの素材によってなのか、少し「たわむ」感触があり、
飛距離を調整することが非常に難しいです。
それをどうにかしようとして、
無駄に振ってみたり、
振らないようにしようとして当たり損ねたり…といったことが多いと思います。
あぁ、昔のように自由自在にボレーを打ちたい…(美化しすぎ
飛ぶ←→飛ばない
が極端なラケットを使っている方、何か良い案はないでしょうか(;¥; )
- 事務局に通報しました。
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