【ウイダーFリーグ 第4節】浜松 vs 大分 ~後編・小野浜松初のパワープレーも及ばず惨敗…
-
ひろ
2013年07月05日 12:35 visibility379
6/30(日)
【前編】はこちら。
http://labola.jp/diary/37152077
いやはや、前置きがやたらと長くなってしまいましたが、
ここからはようやく試合内容をレポートしますσ(^_^;)
=========================
【試合結果】
ウイダーFリーグ 第4節
アグレミーナ浜松 2-7 バサジィゴール(前半 1-5)
浜松得点者:18.中島千、22.田中
大分得点者:19.中村、9.蒲原、15.森村、14.石野、6.大徳、6.大徳、5.神戸
公式試合記録
http://www.fleague.jp/stats/record/F2013_leg4_AGL_2-7_OIT_20130630.pdf
前編でも触れたが浜松のメンバーは
1.山本、3.中島涼、4.松浦、5.笠井、8.松本、10.剣持、
11.曽根田、13.三輪、14.蓮池、18.中島千、20.赤窄、22.田中
前節からは2.向島が抜け18.中島千が入り、ひさしぶりに中島兄弟が同じピッチに立つ。
前日U23選抜に参加していた4.松浦は2日連続出場となった。
GKはいつも通りの1.山本、
1stセットは8.松本、11.曽根田、14.蓮池、22.田中
2ndセットは3.中島涼、5.笠井、13.三輪、18.中島千
という組み合わせで前半は戦ったが、後半はこのセットで固定して戦うことはできなかった。
その理由は後述。
【前半】
今シーズン、前からの積極的なプレスをテーマに守備を立て直した浜松。
この日はそこへ上乗せして立ち上がりから高い攻撃意識を見せた。
キックオフから最初のプレーで8.松本がいきなりのファーストシュートを打つと、
得点ランキングトップの11.曽根田、気合十分のキャプテン14.蓮池らが果敢にゴールを狙う。
しかし、前半2分とたたないうちに先制したのは大分。
浜松が前がかりになっていたところへカウンター一閃、
19.中村にファー詰めスライディングシュートを決められてしまった。
攻勢に出ていたのに出鼻を挫かれた浜松、
畳み掛けるように大分の小曽戸、中村らに連続シュートを放たれたがポストに助けられる。
しかし前半4分、大分の底の位置からのロングフィードが
抜け出した9.蒲原選手に通りGKと1対1、これを冷静に決められて2失点目。
さらに直後の5分、左サイドからのキックインでいわゆるチョンドンのゴール。
GK1.山本はシュートコースを警戒して壁に指示を出していたが、僅かなコースが空いてしまった。
立ち上がりの5分間で3失点。
浜松は大分の俊敏性溢れる攻撃に対応できず、混乱してしまった。
その後も失点こそないものの大分のスピードに翻弄され続け、
12分には一番決められたくない相手、今季浜松から大分へ移籍した石野にゴールを許し0-4。
直後に18.中島千が自身のF初ゴールを決めてなんとか1点を返すものの、
前半終了間際に大分6.大徳の股抜きシュートでこちらにもF初ゴールを与えてしまい
1-5という、前半終了時点としてはこれまで観てきた中で最低のスコアで折り返す。
【後半】
4点差を取り返すべく、浜松は開始直後から11.曽根田をGKにパワープレーで勝負に出た。
ここまでの3節、終盤は常に追いかける展開でありながらもPPはしてこなかったので、
まだまだ小野新体制でのPPは仕上がっていないのだと思っていたが、
この点差に止むを得ず封印を解いたというところだろうか。
浜松が最後にパワープレーを見せたのはPUMA CUPエコパラウンドでの3連戦。
そのときのセットは向島、石野、松本、剣持、田中/中島涼だった。
この日は8.松本、10.剣持、11.曽根田、13.三輪、22.田中、
の組み合わせで、新加入のベテラン2人を入れ替えた形に。
小野浜松での初のパワープレー、特徴はGKの曽根田がそのままゴールを守ること。
曽根田は以前からGKがうまかったらしく、交代時のミスを減らすことを優先したようだ。
このパワープレーから放った10.剣持のミドルシュートがDFに当たり、
あわやオウンゴール!?かと思われたがこれはGKが押さえる。
守れば曽根田が見事なセーブを見せて難を逃れた。
パワープレーの難点はチームの中でも出るメンバーをかなり限定すること。
後半20分を丸々この5人で戦うことは現実的ではない。
浜松は5分ほどパワープレーで攻めると、
1.山本、3.中島涼、5.笠井、14.蓮池、18.中島千のセットに全替えし、
3分ほどしてまたパワープレーに戻すという作戦に出てきた。
2度目のパワープレーに出た直後、
ゴール前の11.曽根田にパスが通ったがこのシュートは大分14.石野が身体を張ってブロック。
大分もここまで勝ち星なし、しかも古巣相手ということで石野も相当気合が入っている。
しかし後半9分、ボールを回して右サイドでフリーになった
22.田中のミドルがついに決まる。あと3点、残りは10分!
盛り上がりかけた浜松に冷や水を浴びさせたのはこの日初ゴールを決めた大分6.大徳。
そのたった30秒後にふたたびゴールを決められスコアは2-6、4点差に押し戻されてしまった。
失点後からふたたびパワープレーを仕掛ける浜松。
ボールを動かしながらポジションを入れ替え、大分の守備の綻びを狙う。
後半14分、ゴール前に入ってきた13.三輪にタイミングよくパスが通りシュートを放ったが、
これはGKに弾かれ、跳ね返ったボールを5.神戸がそのままパワープレー返し!
これが決まって2-7と点差を広げられてしまった。
その後も最後までPPでゴールを狙ったが、体力の問題か途中セットが崩れ安定感を欠いた場面も。
幸い、これ以上のパワープレー返しは決まらなかったが、
結局追加点を得ることはできないまま試合は終了した。
=========================
敗けはしたものの内容はよかったここ3戦、勝てば最下位脱出のチャンス。
今季初勝利に期待していましたが「3歩進んで2歩下がる」そんな印象でした。
まずは守備を立て直した。
しかし、守りっぱなしではいつか息切れしてしまう。
そこで、立て直した守備をベースに攻撃意識を高めにシフトした。
前がかりになったところを、大分のカウンターに対応できず失点を重ねすぎてしまった。
実際に浜松がどんな作戦、テーマで大分戦に臨んだかはわかりませんが、
4戦連続で観戦してきてそんな印象を受けました。
それでも、パワープレーから得点を奪えたことは収穫です。
リスクを負う分、パワープレー返しでの失点は仕方ないですが、
パワープレーをしない時の「裏のセット」では普段と組み合わせが違うためか、
守備の連携に課題があるようにも感じました。
もしかしたら、もっと点差を抑えることのできる戦い方はあったのかもしれませんが、
フットサルはゴール数を競うスポーツですから、攻撃しないことには絶対に勝てません。
大敗は残念でしたが、決して昨シーズンのアグレミーナに戻ったわけではなく、
次のステップに移るための痛みであったといまは信じたいです。
※画像はアグレミーナ公式サイトより引用
その成果は次で出せばいい!
その「次」はいよいよホーム開幕戦、浜松アリーナでの試合は実に半年ぶりとなります!!
昨シーズンの忘れ物、ホームでの勝ち点3を次こそ今度こそ勝ち取ってくれるでしょう(o`・ω・)o
当日はなんと名波浩さんも招いていろいろとイベントが企画されています!
ジュビロの試合は6日ですから、ジュビロファンの方々もぜひフットサルも観てみてください♪
試合後には、古巣相手に移籍後初ゴールを決めた石野選手とお話できました。
「もー、なんで浜松戦でゴールしちゃうよ!」って怒っておきました(笑)
悔しいけど充実した顔してたなー、大分でも元気そうでなによりでした!
この日は浜松が大敗しちゃったので、写真撮ってもらうのは遠慮しときました。
また関東で大分の試合があるときには応援に行きたいと思います。
そして3.中島涼太選手とも握手。
先週、兄弟での出場をお願いしたら見事叶えてくれたうえに千博選手の初ゴール!
言ったらホントになるみたいだから、
次はハードル上げて兄弟アベックゴールをお願いしておいた(笑)頑張れ中島兄弟!!
話しかけるときに、子供がプラ板(懐かしい!)で自作したキーホルダーをプレゼントしていて
中島選手は喜んでその場でカバンに取り付けていました。
この人のそういうところ、好きだなー(*^_^*)
女性人気急上昇中の13.三輪選手、でもみんなモジモジして話しかけられない(笑)
ので、しょーがないからぼくらが突入!写真お願いしまーす(≧∀≦)ノ
でも便乗してぼくらも撮ってもらっちゃった(*´艸`)
次のホーム開幕戦は絶対勝ってください!とお願いしたら、
「はい、身体張りまくります!」と力強い返事をいただきました。
今週末は三輪選手の身体張りまくりの、でも冷静なディフェンスにも注目してください!
<< 第5節前編 http://labola.jp/diary/37349078
>> 第4節前編 http://labola.jp/diary/37152077
- favorite11 visibility379
-
navigate_before 前の記事
【ウイダーFリーグ 第3節】浦安 vs 浜松 ~あと一歩が遠い初勝利、しかし曽根田選手が得点ランキングトップに!
2013年6月26日 -
次の記事 navigate_next
【速報】アグレミーナ浜松 vs バサジィ大分
2013年6月30日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件