シャノンの情報原理

この世界は、無限個の位相が異なる空間から構成されている。
ある位相空間に存在するものは、通常、他の位相空間に転移することはない。ましてや、ひとつの個体が複数の空間に同時に存在することはできない。が、しかし稀に、その物体に巨大なある種のエネルギー的負荷がかかると、別の位相空間に転移することがある。
本来、自分が存在する空間以外の位相空間では、その存在が不安定である。仮に、生物が他の位相空間に転移してしまった場合、その生体にどのような影響があるのか、現段階では予測不可能である。
“クロスフェーズ・トラップ”は、他の位相空間から我々が存在する、この空間に転移してきた物体の存在の不安定さを解消し、その存在を安定させ、固定するシステム―“トラップ”なのである。

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