躍進の予感 京大野球部

 大学野球・高校野球ともに東京では神宮大会の最中ですが、関西では先日8日まで豊中ローズ球場で関西学生野球連盟の新人戦が行われていました。

 

 6日の1回戦、京都大学と近畿大学が対戦しました。スコアを御覧ください。

 

 京大 0 0 0 1 0 0 0 0 0 =1

 

近大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 =0

 

 このように、京大、田中英祐投手(2回生 工学部、白陵高校出身)の見事な完封勝利でした(被安打7)。

 

 続く準決勝は田中投手の登板なく0-10で関西大学に敗れますが、3,4位決定戦で再び田中投手が登板します。

 

 同大 0 0 0 0 0 0 1 0 0 = 1

 

京大 0 0 0 0 0 0 1 0 0 =1

 

 惜しくも引き分けに終わりますが、同志社大を3安打に抑える見事な投球でした。

 

 同じ土俵で戦っている以上、「高校時代の戦績」とか「練習環境の違い」ましてや「所属大学の偏差値」など勝敗の理由づけには値しません。

 

 しかし、京都大学硬式野球部はリーグ発足以後3度の5位があるのみで、あとはすべて最下位。

 

 しかも今年の春まで60連敗(もちろんリーグ記録です)を喫するという低迷を続けていました。

 

 それを考えると新人戦での近大戦勝利、同大戦の引き分けは来春以降に大きな期待を持たせる結果といえるのではないでしょうか。

 

 関西の大学野球が面白くなりそうです。

 

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