まだまだ本当の『福島』を自分達は知らない

  • もぐら
    2011年12月20日 01:07 visibility90

横浜国際でメッシが華麗なプレイを見せているのと同じ頃
縁あって福島にお住まいの方とかなりの時間お話しをする機会を得ました。

その方は公的な機関にお勤めで、教育関係のお手伝いもされており
いまだ福島に暮らしている子供達の将来と健康を大変気に病んでいました

先日、地域リーグ時代の松本山雅を取り上げたドキュメンタリー映画
『クラシコ』の日記の
追記に書いた特典映像を、福島の方に見て戴きました

驚いたことに其処に登場するサッカーを愛する人々は
その方もよくご存知の人ばかり、

また、福島での撮影ですから
『此処は、いつも行っていたお店があった所』とか

『この体育館はどこそこの隣』だとか
懐かしげに福島を紹介してくれる瞳はあたたかでした。

サッカーを愛するその方は『クラシコ』の本編も気になっていた様ですが
3.11以降の福島は映画館も閉鎖されていたりして
通常のロードショーも放映する場所が無く、
〜フクシマから遠く離れて〜に描かれていたとおり
サッカーをする環境には無かった

今でも、小さいお子さん達は空の下でボールを蹴る事が許されない

実際は、空中の放射線量も十分に低下し
学校の除染は進んでいるので、殆ど問題の無い状態に近づいてはいるけれど
成長期の子供を抱える親御さん達はサッカーばかりか
屋外の運動を許せる気持ちにはならないみたいです。


多くの言葉を聞いたのですが、
果たして此処に書き綴って良いものかすら分からない事実

せめてひとりでも多くの人が
『クラシコ』のDVDをみて、地域リーグのあり方や、
日本のサッカーを考える事が出来るように

そして、特典映像で
フクシマの震災からこれまでを知って貰いたい

私のDVDをお貸しするのは法的に問題があるので
是非、レンタルなり購入なりして
サッカーを深く考える時間をこの冬から
来シーズンゼロックススーパーカップで始まるまで

高校サッカー、選手権の合間に観て下さい


でも、今のフクシマはDVDの映像には残され切れない
切ない現実があることも忘れないで下さい。


偶然購入したDVD 
そして感銘をうけた映像
更に福島の今を語って貰えた奇跡


等々力で、国立でサッカーがやれるってことが
どれほど素晴らしい事なのか
思い知らされました


モン子さんとそのお仲間達に
深く感謝します。

どうもありがとうございました


きっと、いつか

早い内に

福島に行ってきます。



『Re:Clasico ~フクシマから遠く離れて~』
http://clasico-news.seesaa.net/article/236326963.html
“3.11”の東日本大震災の翌日に東京公開をむかえ、
サッカーファンの間で口コミで広まっていった本作が、
福島で上映されるに至ったドラマを綴った41分間の特典映像。
宇都宮徹壱さんのコメント
「地元を
愛する心がある限り、この国は滅びない」
がこの特典映像のキーワード!

※本作とはサッカー、地域リーグ“信州ダービー”の1年間を追ったドキュメンタリー映画『クラシコ』の事


『Re:Clasico ~フクシマから遠く離れて~』 は41分の『クラシコ』DVDの特典映像です

http://www.clasico-movie.com/



松本山雅は急逝した松田直樹選手だけのチームじゃなかった事も良く分かる作品です

浦和レッズも苦い試合をしました、
そして『長野』ダービーじゃない『信州ダービー』の一方です
その意味は本編をみると少し分かって貰えます。

くどいけど
良い作品だと思います

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