払暁

  • もぐら
    2009年01月16日 17:10 visibility79


このところ多摩川を渡る電車の中で空がしらみ始める時にめぐりあう

正月愛媛から乗ってきた寝台特急の窓から見た空もこんな感じできれいだった

 

夜明けを待つこの時間帯が神々しい気持ちになれ

寒さも忘れて気持ち良かったりする

 

この瞬間脳内に流れる音楽は例のアレ(注)なんだけどね(笑)

※リンクは音声ファイルなのでスピーカーボリュームに注意してください

 ♪多摩川の明ける空から・・・

 

 

 

 

 

昨年末突然思い立ち久しぶりに年賀状を書いた



ご無沙汰していた方からの返事は驚くべき一文が





夫 ○◎は2006年10月に・・・・

 

 

 

 

 

今の会社に転職(以前の会社は倒産)して初めての派遣先
私よりも10歳以上若い工事主任は前任者の急病リタイアを受けて
初めての重職に緊張しながら誠実に仕事をこなしていました

はがきに書かれた事以上の内容はわからないのですが

幼い娘の様子を嬉しそうに話していた彼は
サッカーはテレビ観戦中心だった自分を
スタジアムで見る生の興奮を教えてくれた人だった

人生最大のドラマのあった数年の間、世捨て人となっていた自分
この間に彼に何が起こったのだろう

2人の娘さんもまだ小学生、さぞかし無念だっただろう。

















 

 

 

 

 

 

 

昨日、その日の仕事を終える少し前に2週間前にあったばかりの従弟からメールが入った
『伯母さんが今朝亡くなりました、通夜は16日葬儀は17日・・・』

年末年始お世話になった叔母の息子さん(簡単に言えばひとつ下の従弟)からのメールは
同じ市内に住む伯母、すでに鬼籍に入っている母の姉は娘さん夫婦と同居していた
暮れの餅搗きにも顔を出していたし、年相応に老いてはいたものの元気そうだったのに

確かに糖尿病だったしなぁ・・・もう少しだけ・・・
もしかしたらお孫さんが嫁ぐのを見られたかもしれなかったのに

混乱している状況を察して深くは突っ込まず簡単に連絡だけ返信した



たぶん明日の今頃もぐらは愛媛にいます










明日は1995年から15回目の1月17日
あの日愛媛も結構揺れたそうです

人間の生と死を考えさせられる月になりそうだ



























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